第23回作業科学セミナー①
茨城県で行われている第23回作業科学セミナーに参加しています。
作業科学セミナーに参加するのは初めてです。
職場の先輩や元先輩、大学時代の先生方とも会えて嬉しいです。
作業科学は南カリフォルニアで生まれた科学で、医学における生態学のようなもの。
作業療法を科学しよう
という枠組みのセミナーではありません。
作業というツールを手段・目的として扱っている作業療法士として
まずはその作業を科学しよう
そのような趣旨のセミナーです。
今回のテーマは
「変容する作業と未来〜先端テクノロジーは作業の何をどのように変えるのか〜」
というものです。
超高齢化社会を迎える日本において、テクノロジーの進化は見過ごしてはいけないトレンドの1つです。
テクノロジーを用いたデバイスやシステムを設計していくのは、その道の専門家がいて、既に相当動き出している。
それらのテクノロジーが導入され、作業の形態が変わる暮らしの中で、その人を取り巻く作業がどのように変容していくのかを理解すること。
そして、そういった暮らしがその人の作業に与える効果を想像すること。
そこから、より良い作業を創造していくこと。
作業療法士としては、そっちのことが求められています。