【1日1事例】特別支援学校を対象とした 言語聴覚士の就業・実働状況の調査 #特別支援学校 #言語聴覚士 #雇用

参考文献:特別支援学校を対象とした 言語聴覚士の就業・実働状況の調査
筆者:中谷 謙, 倉澤 茂樹, 森 尚彫, 不破 真也, 酒井 希代江, 森岡 悦子, 中俣 恵美, 大歳 太郎
発行日:2018年
掲載元:保健医療学雑誌 9 巻 (2018) 2 号
検索方法:インターネット
キーワード:特別支援学校, 言語聴覚士, 雇用状況

【抄録】
・特別支援学校における専門職種の就業状況を把握することを目的として,全国の特別支援学校を対象に質問紙法による調査を実施し,言語聴覚士の就業状況に焦点をあてて検討した.
・就業状況,実働時間,学校の区分や特性等との関連性について解析した結果,言語聴覚士は,常勤数・非常勤数,実働時間数ともに少なく,就業状況は,生徒数が多い学校,聴覚障害,小学部において有意に多く,病弱,視覚障害では有意に少なかった.
・言語聴覚士が特定の学校や区分に集中して実働している状況が推察された.本検討の結果,連携促進のために,言語聴覚士の認知度の向上や言語聴覚療法の対象領域と専門性の理解を促す取り組みが必要と考えられた.
【メモ】
・特別支援教育の現場では,医療的ケアを必要と する幼児・児童・生徒数が年々増加している.ま た,個別ニーズの多様化に伴い,より専門的な指 導・支援が求められている.
・ST の専門性を活かした指導,支援のニーズの 高まりを背景に,特別支援教育で ST と連携する 動きが広まっているが,実際に関わるSTの人数は現状では少なく,十分な支援が提供されている状況にはない

参考URL:
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jalliedhealthsci/9/2/9_77/_pdf/-char/ja


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?