母の生前整理はや〜〜めた
実家の母の家に帰省しています。
一年ちょい前に帰省した時に大量の食器を片付けたのですが、今回は食器以上に時間がかかりそうな「服」に着手予定でした。
物が多い母の部屋を断捨離して片付け、暮らしやすい状態にする手伝いをすることが親孝行だと思ってのことです。
そんな気持ちが180度変化したのは「溜め込み症(ホーダー)」のことを少し前に知ったからです。
母はもしかしたら溜め込み症かもしれない・・・・
もしそうじゃなかったとしても、そこに近いところにはいるはず。
母の場合は物のためこみはすごいけど不潔ではない
どちらかというとキレイ好きなんです。
それなら本人がのぞむなら無理に片付ける必要もないのではないか?
母の世代は「まだ使えるモノを『捨てる』」ということにかなり罪悪感を感じるようです。
モノがなかった時代を生き抜いた人たちですから当然といえば当然。
衛生面と安全面に大きな問題がないのであれば、私が片付けをすることは私のエゴなのではないか。独善だよね。と思ったのです。
実家に到着してみたら、やっぱり物量に圧倒されるのですが、この物量は私の問題ではないのです。
母を見送った後に兄弟と協力して片付けることになると思うけど、それについてはその時に考えればいいんですよね。
片付け以外にできる親孝行はたくさんあるよね。
ってことで、今回は一緒にホテルに一泊して楽しんできました。
自分がこの世を去った後に子どもたちに迷惑をかけないように片付けましょう
ということが言われることもあるようですが、そのひとの人生です。
死んだ後の片付けについてまで罪悪感を持たなくていいのではないかと思えてきました。
片付いていることが「正義」ではないのですよね。