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中1

私は、トロンボーンを吹いている。

中学1年の夏、私が住んでいる地域、ふるさとでもある地域はその当時、市内の中学1年生を対象に、「吹奏楽講習会」を行っていた。

課題曲を決められて、(大体マーチ。何の曲だか忘れました😅)パート別に分かれて、基礎や曲をさらう。(譜読み、ってことかな)

最後にみんなで集まって大合奏をする。

当時先輩(中心人物的な方)から、「他の学校に負けないように」なんて言われて若干のプレッシャーもありつつ(私はそんなに影響はなかった、かな。)夏の1日を過ごした。


その後私も社会人になり、引き続き吹くことを続けていた。ある時(何かの打ち上げだったか、)ふと、当時講師だった方からこんなことを言われた。

「中1の時からうまかったもんな。」ニヤ、としていたことは覚えている。はにかんだ、と言ったらいいのか。

実感としてはなかった。当たり前のことかもしれないけど。

もし、もう少し早い段階でいい先生に出会うことができたら私の道はまた違った方向に行っていたかもしれない。今となってはもうわからない。過去は変えられない。


どこで、どんなタイミングでいい出会いがあるのかわからない。

果たしてその出会いは自分にいいものをもたらしてくれるのか。それは、選択することにもつながるのかもしれない。

全ての出会いがそうとも限らない。だからこそ、自分と重なり合えたと思う出会いを大切にしたい。


何かいいものを食べます。生きます。