後期の
私が住んでいる群馬県は、小学校の冬休みが前期と後期と別れている。
前期は年末年始の2週間、後期は、1月末から2月の頭の1週間、ちょうど今くらいの時期にあたる。
そのため、夏休みが少し短めに終わるのが特徴である。
これは、雪深い地域ならではだということを後に知った。
後期の冬休みは特に、これをやっておきなさい、という宿題はこれといって無かったように思う。
この休みを利用して、スキーに行くという人もいた。
私も、小学校高学年のころ、近所に住んでいた友達の親御さんに市内にあるスキー場に連れて行ってもらったことがある。
小・中学校の学校行事の中で、スキー教室なるものがあり、どちらかというと私は嫌な学校行事だった。そもそも運動ができる、というわけでもないし、家族でスキーに行くという習慣も何もなかったので、スキーができる人が羨ましかった。
スキーは冬のスポーツで、教室があるということはこちらの地域ならではだとは思うが、できない人も強制的にやることになる。
普段やらなかったので、ウェアなどお借りして参加した。
私の場合、初心者コースで教わって、とりあえず基本的な滑りができるようになった。
その後、社会人になり自分からスキーをする、ということはなかった。スキーは用具やウェアなど、揃えておかなくてはいけないものがたくさんある。私はそれができなかった。
嫌な思い出があるせいか、今はもう全くやらなくなってしまった。
しかし、プロスポーツとしてのスキーは見ていて迫力がある。見るのとやるのでは相当の違いがある。北京オリパラも始まるようだ。やるからには、選手には感染病にも負けずにベストを尽くしてほしい。
1年でいちばん寒いと言われるこの1週間、宿題はこれといってないけれど、少しでも暖かく、実りのあるものにしたい。
何かいいものを食べます。生きます。