「頑張る!」は厳禁な本当の理由
「頑張る!」ことは意味がない本当の意味
<言葉を大切にする習慣をつけることはとても大事>
私の共感覚のお話をさせていただくと、言葉や数字に色があったり、人が発する言葉自体にも色や大きさがあるんですが、この「頑張る!」の言葉の色と「頑張る!」と言葉を発する人の言葉の色や囲む色、が私はどうも好きではなく、「頑張るよ!」と言われると、大手を振って「頑張って!」と言えないし、何より「頑張れ!」と人に言うことがとても嫌いでした。
改めて、「頑張る」を紐解くと
「頑(かたくな)」
に
「張る」
ええそうなんです。
みんな「頑張る」を、とてもいい言葉だと使っていらっしゃいますが実は、「かたくなにはる」という状態を自分自身に作り出してしまっているだけなんです。
どういうことか、かみ砕くと。
「私、この仕事を頑張る!!」
という言葉は、
「私はこの仕事を 歯を食いしばって 我慢することを(頑なに)ピーンと線を張らすように 神経を張らせてやっていきます!」
と言っているのと同じなんです。
もしも、同僚の方が「私、この仕事を頑張る!」という言葉ではなく、
「私はこの仕事を 歯を食いしばって 我慢することを(頑なに)ピーンと線を張らすように 神経を張らせてやっていきます!」
と言っていたとしたらどう思います?
私なら、「やめいやめい!そんなんしてたら心も身体も潰れるわ!」と言ってしまいます。
<言葉の大切さ>
言葉はとても大切で、頭の中でも口に出した言葉も、全てその通りになります。
だから、「頑張る!」と言っている限りは、「歯を食いしばって 我慢します!」と言っている自分の状態を作り出してしまっているということです。
なんか多分、ご経験あるかもしれませんが、仕事で上司の方から「頑張れよ!」と声を掛けられると、素直に喜べなかった経験ないですか?
ん?はいと言っておくけど、なんか嫌だな。なんやろうなぁ。みたいな。
正しい感性ですよう!
だって、上司から「よ!歯を食いしばって我慢しろよ!」って言われているのと同じなので。
<頑張る!の代わりに使いたい言葉>
これはぜひぜひやっていただきたいのですが。
「頑張るぞ!」って言いたくなったり、頭の中で思ったらすぐに、「はいキャンセル~私は愉しむぞー!」
と言ってみてください。
「愉しむぞ!」は、最高にいい色をしています!
もちろん「楽しむぞ!」のがなじみがあるかな?
私は「愉しむ」のほうがしっくりくるので、この漢字を使っています。
「よーし!今日も仕事を愉しむ(楽しむ)ぞー!!」
あなたが上司なら
「いいね!楽しんで仕事しろよ!」
と声をかけてみてください。
愉しい(楽しい)には、ワクワクのエネルギーがのっかります。
これだけで心が軽くなるのがなんとなく分かるはず。
注意点としては、顔をゆがませながら無理矢理「愉しむぞぉぉぉぉ」は厳禁 笑
鏡を見て、ニコニコ笑顔で自分に話しかけてくださいね。
部下の方にも、ニコニコ笑顔で心から話しかけてくださいね。
めっちゃしかめっ面で「愉しめよ!」って言われたら気分だだ下がるな 笑
あとがき的感想
私は幼少期に言葉が出なくなったことがあります。
今でいう「緘黙症」かもしれません。
小学生で「言葉」が大好きすぎて、広辞苑を買ってもらいボロボロになるほど読み込んでいたのですが、今思うと、言葉で表現すると本当になるということを何かで学んで怖くなっていたのかもしれません。
自分の思い込みの中にも、人に対してネガティブな言葉掛け(筋肉反射テストをするときにあえてネガティブな言葉を発するのですが)をする際に、言葉にすることが怖くて、不安のドキドキが始まり、言葉に詰まってしまいました。そこから自分に問うた時に、「緘黙症」のことを思い出しました。
言葉が好きで、言葉を大切にしたい。
もしかしたら「緘黙症」の方の心の奥隅にそのような想いが込められているかもしれません。
「笑顔は世界を救う」
ことばで笑顔を作る!