150パーセント
150パーセント頑張ればただの足の悪いお姉ちゃんでいられる。
頑張っても頑張らなくても他人からの印象は足が悪くて杖をついている人。
手もうまく使えないなんて、だれも思わないくらい頑張って動かしている。
150パーセントの私。
五体不満足の乙武氏がノートをはじめたとのニュース。
24時間介護が必要な身体で、メディアにでて、
結婚もしてすごいなと彼はすごいなと思っていた。
彼はなんとか自分一人で自立しようと思っても、人の力を頼らないと生きていけない。
頼るスキルがすばらしい。
人に頼って生きていく事が当たり前、見た目でぱっとわかる障害者と、努力不足なんじゃないかと健常者から思われる障害者と。障害者というカテゴリーは一緒かもしれないが、全く持って扱いが異なる。
私は後者であるけれど、結構暗黒な学生時代だった。いじめも日常茶飯事。
学校も行けなかった時期がある。
身体も頻繁に痛くなる。
それでも私は、ふつうに見られたかった。
150パーセントの力をだして。
そしたらどんどん身体が悪くなっていった。
今はおもう。そんな見栄なんて必要なかったと。
150パーセントのわたし、それも私だけれど
もう少し、自分を受け入れ認め生きて行けたら、幸せだったのかなあ。