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身体の声を聞く
夏頃、あまり食べられなくなった。
どんどん体重が減ってゆき、謎の痛みもあって不安になり、とりあえず自治体の健診を受けてみた。
結果は特に異常なしだったのだけど、血液検査の数値を自己分析するに、もともと弱めな腎機能がさらに低下しているのが気になったので、腎臓内科へ。
腎臓にフォーカスして詳しい血液検査やエコーなどしてもらった結果、現時点で大きな問題はないけれど、IgA腎症の可能性がある、とのこと。
原因不明のため、難病ということになるらしい。
といっても、重篤だと透析が必要になるけど、軽症ならば治療も特段の制限もなく暮らせるなどグラデーションは幅広い。
診断には生検(針を刺し腎臓組織を取って検査)が必要だけど、今の状態で診断をする必要はないとのこと。ただし進行するとマズいので、毎年健康診断で経過観察してください、と。
IgAというのは免疫物質のひとつで、それが過剰だったり、異常な形のため血管につまってしまうことで血流が悪くなって腎機能が低下するらしい。
私はアレルギーもあって、免疫過剰という身体の特性があるみたい。精神的な嫌いなものへの拒絶反応の強さも、つながっているような気がする。
もっと早く気がついてあげられればよかったんだけど、遠回りにもみえるこの道のりがきっと必要だったのだろう。