イコライザー
最近観ているドラマ、クイーン・ラティファ版の『イコライザー』
すっきりするよねー。
勧善懲悪は娯楽のメインストリーム。「ガス抜き」と言われたりもするけれど。
主人公はシングルマザーの黒人女性、主要な登場人物はいわゆるマイノリティ人種で、社会の網目からこぼれ落ちてしまった弱者を救済してゆく。という設定からメッセージ性は明らかで、毎回現代米国社会が抱える(主に黒人界隈の)問題が突きつけられる。ドラマで問題提起しなくても良い世の中になればいいな、と思いながら観ています。
「イコライザー」という言葉は私にとっては音響用語で、音をいじる・変えるという印象が強かったのだけど、よく考えるとそもそもはequal(イコール)=等しくする、からきている言葉。
不正やアンバランスを見過ごせない人は、イコライザー気質なのだろう。ただしイコライザーになるには、全体を俯瞰する視点と、私利私欲の卒業(我慢ではない)が必要と思う。でないと、ただの独善になってしまう。
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