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スポーツカーに乗る夢
あまりnoteで書いたことがありませんが、自分は幼少の頃から、わりと車が好きだったりします。
幼稚園くらいの頃には、カローラやアコード、デリカやランドクルーザーなどといったメジャーな車種の名前はほとんど把握していたし、家の裏の月極駐車場の車の配置を完璧に記憶していました。
両親もそのことを理解していたので、大量のミニカーを買ってくれました。
今もなお日本一の人気を誇るトミカ、フランス製なのでヨーロッパ車が充実しているマジョレット、安価でたくさんの量が入ったセット品の多いヤトミン、大きめサイズでトランク開閉などのギミックが多いダイヤペットと、当時のおもちゃ売り場にあったブランドはだいたい制覇していたはずです。
いとこのセーラーマーキュリーのフィギュアを着せ替えて楽しむ変態ではあったものの、いちおう自分も健全な男児であるからして、大量に集まったミニカーの中でもお気に入りなのはやっぱり、流線形のかっこいいスポーツカーでした。
トミカの日産フェアレディZとか、マジョレットのプジョー405とか、ダイヤペットの三菱GTOとかが特に大好きでしたね。
しかし時は流れ、フェアレディZは遊びすぎてタイヤがもげてしまい、GTOは引っ越した時に捨ててしまいました。
ヘッダー画像のマジョレットのプジョー405は手元にありますが、フロントガラスが少しひび割れてしまいました。TENNIS。昔のミニカーはよく、このようにテキトーな英単語がプリントされていたものです。
今でも、街中でスポーツカーを見ると「おおっ!」と思って目で追います。憧れは消えない。自分もいつか、あんな車がほしい。スポーツカーに乗りたい。
いちおう運転免許は持っているもののペーパーだし、維持費が大変なマイカーをいつになったら所有できるのかわからないし、これから先もしかしたら車の運転が不可能な状態になるかもしれないけど、この夢は今のところ諦めていません。 たとえ自分がドライバーになれなくとも。
たとえば、作家の五木寛之先生は、80歳を迎えた現在もなおポルシェ車を所有されているそうですが、動体視力の衰えを自覚した頃からは運転を断念し、ガレージの中で動かないポルシェに乗りこんで悦に入ることを楽しんでおられるとのこと。
また、ビートたけしさんは、ポルシェ車を購入して運転席に座った時に、これじゃあ高級外車に乗っているかっこいいオイラの姿を自分で見れねえじゃねえかと思い立ち、たけし軍団の弟子に運転させ、たけしさんご自身は後方からタクシーを拾って追いかけて、タクシーの運転手に「あのポルシェ、オイラの車だぜ」と自慢したことがあるそうです。
たとえドライバーでなくとも、スポーツカーを手にしたという高揚を、何歳になったらできるのかわからないけど、体験したい。
そのためにはまず前提として、大富豪にならないといけないんですけどね。8000億兆円ほしい(またかよ)。
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