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1市民の提案「無風電車」

毎日のように寒いですね。通勤や通学などされている皆さま、あるいは子供の送り迎えなどされている皆さま、在宅ワークの皆さま、……パターンを挙げていったらキリがないので、全世界全宇宙の皆さま、お疲れ様でございます。

さて、自分は電車通勤で、仕事中の移動も100%が電車なのですが、この時期の何が辛いかって、駅のホームがとにかく寒いのですよ。田舎の駅なんかだと吹きっさらしだったりもしますし、屋根付きの駅だとしても寒いもんは寒いのです。

その寒さに拍車をかけるアナウンス「○番線に、列車が通過いたします」。

ああ、来やがった。向かいに見えるのは、コンテナ貨物を従えた列車。貨物系の車両は長いんだよなあ……。

轟音と共に風を切る、何両編成だか知らんがとにかく長い輸送列車。来る……来るぜ!強風が……!俺の素肌を刺激しやがるっ!指先を刺激しやがるっ!寒さのせいで流れる鼻水を大気中に引っ張って空へと連れて行く勢いで、輸送列車は遠くへと去って行く。

この「電車が通過する時の風」、どうにかならないでしょうか。寒いだけでなく、空を切る音が苦手だという人はけっこう聞きますし。だいたい電車そのものが風を起こしているのはどういう了見でしょうか。湖西線はすぐ風のせいで遅れるというのに(関係ないやろそれは)。

リニアモーターカーとか新幹線の全国開通とかよりも先に国会で議論されるべきは「無風電車」だと思うのです。

新幹線の全国開通は2030年とからしいので、どうせ東京オリンピックには間に合いません。新幹線の経路はゆっくり作ってもらいましょう。あと2年以内に、走っても風が起きない電車を開発して、世界中に「技術のニッポン」を見せつけてやることが急務です。なので、どなたかこの技術に関する解決策を編み出し論文を書いてノーベル化学賞をもらってください。

……というようなことを職場で述べたところ、「そんなこと考えてるのはお前だけだ」と言われました。そうかなあ?

#エッセイ #電車




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サウナはたのしい。