pull.

掃き溜め。

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最近の記事

阿呆

鼻の奥が痛い。暖房の風も嫌い。毎年この時期になると生き方に迷う。寒すぎると体調を崩すし、暖かい風を浴びすぎると喉やられて風邪ひく。むずい時期。温かいスープとか根菜とか死ぬほど摂ってます。最近。どうか風邪ひかないで、わたしの体。 冬の晴れが好きじゃない、と言ってた友達がいた。幼馴染のななちゃん。素敵な言葉と思ったけど、なんだか本当に嫌そうに言ってたので本人には言わなかったけど、心では思ってた。今になってわかるけど、確かに冬の晴れた空は結構メンタルにくる。晴れは温かいものであっ

    • 閑古鳥

      体の中に黒いものが沸々とたまる。視界が狭く、酸素が薄くなっていく。人生の中で空白の、暗黒の記憶が途切れ途切れに思い出される。どうにもならない日々のほんの一コマ。自浄作用で終わりがくるとわかっていても、毎回じたばたしますね。 まだまだ暑い日が続きます、とお天気お姉さんが言っていた。お天気はいつから、なぜお姉さんの仕事になったんだろうと思いながらぼんやりとテレビを消す。雨もたくさん降る予報。雨は好きだ。夏の終わりの冷たい雨も、土砂降りも、車のライトに照らされてようやく見える雨も

      • ポスト

        飲んで酔っ払うまでが好きだ。夜の匂いと飲酒のセット。頭がゆるくなってどこまでも思考を手放せるあの感じと、夜更の許しの空気感。ぼんやりと橙色の提灯が光る店のあちこちに、どうしようもない今日の色々を抱えた人たとがぼーっと入ってきて笑ったり泣いたりする。陽の下では恥ずかしくって言えないあれやこれやも、夜になるとポツポツと思い出したかのように話せる。ぶん殴っても機能しない頭と、うまくまとまらなずにはみ出し続ける言葉を武器に長い長い夜を過ごす。朝になると何もかもが薄っぺらい記憶になって

        • 椅子

          諸事情あってこの半年何もかもを休んでいた。生活の全て。睡眠を取ることもわりとサボっていた、と思う。好きな時に好きなことができる状態というのは人生でもなかなか貴重な時間らしいことに気がついた。この半年間で飲酒だけは唯一の楽しみで、どんなにお金がなくても夜更であっても飲酒をしていたと思う。結構暗い時代だったんだな、振り返ると。日本酒ビール焼酎ウイスキー。肴になるものがなかったら冷蔵庫に適当に放り投げられている野菜を洗って塩につけながら食べる。きゅうりやらトマトやら、夏野菜はそのま

          あめ

          ゆっくりと夏が終わっていく。部屋の中にいるだけで、夏が終わっていくのがわかる。外の日差しが少し和らいで、夕刻になると高い空の紺とオレンジが混ざっている。夏が終わるんだなと思う。本を読むのが捗ります。 自分にとっては周りの明るさについていけない季節で、自室で籠っているとなかなか外にも出なくなってしまうけど、大体秋口になると思い出したように外に出始める。歩いたり、電車に乗ったりしながらゆっくりと周りを眺めてみる。結婚式に向かうのか、華やかなワンピースを着た人だったり、さっきまで

          ツナ缶

          朝起きて、めちゃめちゃお腹が空いてる時にツナ缶があると便利。マヨネーズでツナマヨにしたり、薄切り玉ねぎと一緒に和風な感じに和えたり。しかも結構お腹にたまる。「お腹にたまる」て表現ってなんかかわいいな。 発話したときの「たまる」の部分? めちゃめちゃ話それた。 えーっと、今日はここ最近が激動だったのでその話がしたいと思って久しぶりに書きます。note書いてると自意識薄れるかんじがして、フランクに書けるようになるなあ。頭の中をこんなにドバドバ出せる場所に感謝。この時代に生まれて

          ツナ缶

          自律の心

          あけましておめでとうございます。 昨年の夏頃から初めたノート、今年も続けてみようと思います。 しんどい時にノートを書く癖があるみたいで、読み返すと結構自分の苦しい気持ちがつらつら書いてある。 私は毎年抱負を決めない人なのですが、(決めても毎度そこまで覚えてない)今年は京都に行くと決めました。 こういうシンプルなやつだったらできる。笑 〇〇の習慣をつけるとか、〇〇円貯金とか絶対できないタイプ。 タイトルの自律の心というのは、友達の抱負です。笑 私には絶対できない。 今年か

          自律の心

          ひとくぎり

          書くのすごい久々だ・・・・ 転活がひとくぎりしたので、ほっとしています。 新しい会社で働くことになりました。 すごく行きたい会社かと言われるとそうではないのですが、及第点は超えたな〜くらいの感じです笑 いつも会社を選ぶ時には「やりたいことは何か」を考えていたのですが、今回は全然違くて条件面で選びました。 給与が高すぎてもプレッシャーを感じてしまう性格なので、その辺とか。 休日も多ければ多いほどいいと思っていたけど結局平日の仕事めっちゃ増えてしんどかったので、それとか。笑 業務

          ひとくぎり

          転活とすずめ

          昨日めちゃめちゃ凹んで、1日が経ちました。こんなに引きずってすごい悔しい想いをしたのは初めてです。なんだかんだで気持ちが落ち込み続けている。パッと切り替えられる人ってすごいですよね。。。 29年生きていても、あああ!ここめっちゃ悔しい!もっと出来たのに!って何度も思う。これが行動の原動力になっているので、まあいいのかな・・? 転職って人生の本当におおきな大きな転換期ですよね。たくさん準備もしたし想いをちゃんと伝えられるように言葉も考えていたのに、緊張しすぎて頭が真っ白になっ

          転活とすずめ

          とてもとても気分で書く、今の気持ち

          面接がたくさん入っていて、なかなかに心が削られています。辛い。 その分お祈りもされているわけで。自分のメンタルを保つの大変! 個人的にはめちゃめちゃ入りたい企業なのに、2次面接で落とされたり 緊張しすぎてうまく話せなかったり。 これを聞かれると思ってたら全然違うこと聞かれて、ビクビクしたり。 転職活動ってめちゃめちゃ気持ち削られますよね。 これを選択したのも自分なんだけど。 今日はとあるベンチャー企業の面接で、面接前はあれやこれやと思考してたけど昨日の寝不足(緊張して寝れ

          とてもとても気分で書く、今の気持ち

          silent.

          木曜日10時フジテレビ系列で放映中のsilent 前クールの石子と羽男に続いて、ずぶずぶにハマっております。 なんて素敵な脚本なんだろうと思って脚本家さんを調べたら、生方美久さんという女性脚本家さんでこれがデビュー作でした。 男性同士の友情も具体的に入っていたので、男性脚本家さんかと思ってたのでびっくり。しかもちょっと前まで看護師さんだったとのことで、業界も業種も全然違っててびっくり。でもそれくらい魂のこもっている作品だなと思いながら見ています。 生方美久さんもnoteを書

          silent.

          花束みたいな恋をした。

          今更かよと思いつつ、花束みたいな恋をした。の感想を書きたいなと思って。公開前日というか1週間・・・・いや1ヶ月前からめちゃくちゃ気になってて公開日に観にいった。菅田将暉さんと有村架純さんが出演なんて、そんなの観ないわけにいかなかった。予告でさらに盛り上がって、ウキウキしながら観にいった。観賞後もとても心が切なくなって、自分の予想していた通りの感じだった。大好きで何度も観にいった。 どこにでもいる「ひねくれた」「サブカルかぶりの」大学生が責任感のある社会人となった物語だった。

          花束みたいな恋をした。

          転職活動記。

          ちょっと前に就職したようなこと書いたけど、蹴りました。 派遣として11月から働く予定だったけど、やっぱりもっとプレッシャーのかかるというかタスクをしっかりこなせるような仕事に就きたい&生活も守っていけるような職場環境を目指していきたいと思ったので。 転活すると否応なく考えないといけないのが「強み・弱み」「やりたい・やりたくない」など自分にまつわること。本音をダラダラと垂れ流すとネガティブな話になるけど、きちんと自己分析をするとポジティブな言葉がどんどん出てきて「なりたい姿」

          転職活動記。

          「元気な時にやろっと」

          転職活動をしております。で、めちゃくちゃ課題が出されたり、プレゼン資料を作ったりと大忙しなわけです。 もしかしたら受かるのかもしれないし、もしかしたら落ちるのかもしれないけど資料作成をしなきゃいけない。そんな時。 「元気な時にやろっと」 って思うとめっちゃ生きやすくなることに気づいた。 夕方になって、ご飯作らなきゃいけない時間になって買い出しに出かけて、道中で献立について考えて、スーパーで買わなきゃいけないものをカゴに入れて、作り置きのこととか考えてまたスーパー1周してや

          「元気な時にやろっと」

          コーヒーのお話。

          エチオピア・モカというコーヒー豆が好き。 華やかな香りとフルーティな甘さが、口の中に広がる感じが好き。 以前住んでいた自宅近くのカフェでバリスタとしコーヒーを淹れていたけど、今は仕事に追われてゆっくりコーヒーを淹れることができなくなった。 コーヒーは不思議な飲み物で、ワインみたいな高級感もないけどジュース見たいな人懐こさもない。つかず離れず、少し距離感を保ちながらいつでも飲める、そんな存在。 一番リラックスした「素」の状態の時の相棒。 挽きたての豆は、ドリップすると炭酸

          コーヒーのお話。

          自分探さないインド旅

          初めてインドに行きたいと思ったのは高校2年生。その当時ラッドウィンプスが大好きで(アラサーならわかってくれる)、パピルスと言う雑誌に野田さんのインド旅が載っていた。 確か中学生の時にも、外に出たい欲があってお金もないし田舎ののんびりしたところで生まれ育ったから怖さもあって挑戦できなかった。 大学生になってから、今がチャンスという時が訪れた。彼氏と別れたのだ。 ダラダラ続いた恋が終わって、終わってしまうと1〜2日は泣いたけどそれ以降はきれいさっぱり忘れてしまった。 学生時代

          自分探さないインド旅