滅びよ白ブリーフ
私は白ブリーフが嫌いだ。
白ブリーフに何かされた訳でもなけりゃ、白ブリーフをはいた男と嫌な思い出があるわけでもない。
なのに、なぜそんなに嫌いなのか?
もう、ただただ生理的に「ムリ」なだけである。
蛇が嫌い、ゴキブリは無理。
それらと同じ感覚だ。
これは、わたし的勝手見解であり、偏見の塊だと認める。
しかし、そんなパンツを選ぶセンスがいただけないのだ。
たぶん、父親も兄貴もブリーフではなかったし、見慣れてないというのも理由のひとつな気がする。
さらに、その昔、ファッション評論家のピーコさんが、「ホントのお洒落は下着からよ!」とアドバイスしていたことに深く共感したことも重なって、下着にもTPOがあり見えないけれど、こだわりやセンスが光ところだと思っているのだ。
そんなこんなで白ブリーフ愛好家の皆さんには申し訳ないが、白ブリーフが嫌いなのだ。
わたしには白ブリーフの履き心地や機能性はわからない。
しかし、下着売り場に行けばトランクスやボクサーのほうが取り扱いが多いということは、やはり大多数は白ブリーフを選択していないということではないだろうか?
今や小学生でも、キャラ入り白ブリーフではなく、ボクサータイプだったりする時代だ。
とにかく白ブリーフ嫌いがこうじて、歌まで作ってしまった。
タイトルはズバリ
滅びよ白ブリーフ❗️である。
この曲は旦那が作曲、作詞は私が担当。韓国のトロット、大衆歌謡ポンチャックだ。
この曲が出来る前、旦那と初めて出会いデートした日に私はいきなり彼に「どんなパンツはいてますか?」と「アスパラは好きですか?」と同じ感じで聞いていた。
彼には凄い衝撃だったらしい。そりゃそうだ。
初対面でいきなりパンツ何はいてるか聞くなんて、セクハラで訴えられても文句は言えない。
でも聞いておかないと。私には、とても重大なことだから。
(詳しい内容はマガジンに)
ありがたいことに、彼は私のこだわりを理解してくれた。
だからこそ、今夫婦となっている。
そんな彼が日本にきて、私の所属するバンド「豆異℃」に加入した。
そのとき、バンドの周長、故)遠藤豆千代から「バンド加入に際して、一曲奉納せよ」と命令がくだり、それにしたがい納めたのが、この「滅びよ白ブリーフ」なのだ。
ライブでもなかなか皆さんに楽しんでいただける定番の曲になった。
残念ながら豆異℃は酋長不在になり、活動ができなくなってしまった。
でも最後に三枚目のアルバムを作る事はできた。「豆異℃Ⅲ」。
なかなかの出来映えである。下ネタが多いが、歌詞には深い意味が込められたものもある。これが遠藤豆千代ワールドだ。
「滅びよ白ブリーフ!」は旦那とのユニット「コチュコチャ」で歌い続けていくつもりだ。白ブリーフが滅びるまで!!