柔軟性を上げる天守閣美濃

後手番の対四間飛車対策に困っていたので。もっと柔軟に考えてみようと。

画像1

こう銀が上がって何か四間飛車が動いてくるのは遅そうなので持久戦に持っていくかと。

画像2

久々の天守閣美濃。いや、システム調の玉頭攻めが来なけりゃやっぱ超優秀だよね。忘れてた。

画像5

ここで居飛車+317。作戦勝ち模様。玉の固さは居飛車。駒の働きも居飛車かな?相手の金銀が遊び気味ってことだろうか。

画像3

さらっと4枚に囲って四間飛車から動いてきそうなので仕掛け頃かなと。振り飛車の角筋にあまり苦手意識が無いのはこの天守閣やってたからだろうなぁ。危機意識が無いともいうんだけど。

久々に得意戦法だったはずの天守閣美濃を指すともう変化が全く分からない。酷いもんだ。△8六歩▲同歩△同角▲8七歩△7七角成▲同桂

画像5

ここで攻方がさっと浮かばず戦い方を忘れている事を意識する。玉固いんだからじっくりやればいいんですけどね。やっぱ急戦での攻方がメインになってるなぁ。なんか急戦と持久戦でも攻めの組み立て方違うんだなぁって初めて意識した。

対局後振り返って思いついた△8九角が推奨手。でも▲6七角でどうするんだろうと思ってたらそれも推奨手。うーむ。そっから駒組みに戻るらしい。8九の角にちょっかいをかける方法が振り飛車から無いと。

いやー。それを読むのかぁ。読むんだろうなぁ。

本譜は自陣を補強して手を渡したつもりの△4四歩。相手は6筋から棒銀の攻めがあるんだからやってくるよそれだと。

画像6

ただここで△5六角が好手で本当はやりにくかったらしい。うーむ。まだ見ぬ世界。本譜は△同歩▲同銀△5七角。刺さってる感じはないなぁ。▲5八飛車で攻めを加速させた感じになる。

画像7

馬が出来てもこの位置じゃあなぁ。評価も居飛車有利から互角まで戻す。

画像8

銀が進んできて暗雲気味。ここで悩んで指した△6六角がぼんやりしてそうでも好手だった模様。まぁ手厚いのかな。▲7五角に△5三歩が急所だったようだが見えず△7六馬と飛車に当てつつ銀を縛り付ける。

あとはなんとなく攻めを切らして勝ち。

いや。強いな天守閣美濃。

そしてもっと戦法を細分化しないと駄目だなと思った。天守閣美濃に弱点があったのもあって全部急戦やってたんだけど、急戦にも弱点はあるわなと。

デメリットは覚えることが増えることだが、まぁたくさん覚えた方が部分的手筋が増えるはず。ウッカリ負けも増えそうだけど。

得意戦法のレギュラーに復帰ですわ。天守閣美濃。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?