職団戦Fクラス 第一局
チームとしてはトーナメント1回戦目で負け、慰安戦で二勝して慰安戦準優勝。
が、個人は1勝3敗。しかも解析すると全て先に1000点以上の優勢から逆転負けしてる・・・。ぐぬぬ。
初段程度あればそこそこ勝てる・・・はずなのがFクラスだと思うんだけどなぁ
内容としては
1局目:後手番、対四間飛車4五歩早仕掛け。負け(チーム0-5負け)
2局目:後手番、対四間飛車4五歩早仕掛け。勝ち(チーム5-0勝ち)
3局目:後手番、対雁木で早繰り銀。負け(チーム4-1勝ち)
4曲目:先手番、対四間飛車4五歩早仕掛け前の位を取らなかった変化。負け(チーム1-4負け)
かかってこいと言わんばかりの香上がりにそれではと仕掛ける。△6五歩。素直に▲同歩と来たので△7七角成▲同桂△8四歩▲同歩△同飛▲6四歩
△2二角打ちも考えたけど飛車が捌けなくなる事を気にして△8七飛成。ここは好みだと思う。で、▲6五桂と跳ねて来た。推奨は△同桂だったらしい。見えない。
△同桂に▲同銀なら△8六角で飛車をいじめる。▲同飛車なら△6三歩から盛り上がって飛車を押さえ込む。ふーむなるほど。
本譜は△6四銀と攻めの歩を払って△7三桂成▲同銀引。
ここで後手+200位の互角。まぁ攻めていて気持ち程度良しならこの変化で十分。で▲6六角に△4四桂。
感触良かったけど推奨は△3三角。▲同角△同桂でナナメの傷を消してそっちのが良いのかな・・・。まぁ▲4五銀で銀が働きだした感じはあったか。人間の感覚にある手なのか難しい△3三角。
△4四桂▲4五銀から△6三歩。応手の読みは▲同飛なら香得。なので△同金△7九角▲6九飛車△8八角成から香得コースという読みだったけど▲8八飛車のぶつけ。
△7六龍が角を殺して絶好だったみたいだけど4段目に引く龍は全く思いつかず。そして本譜の△同龍▲同角の局面でも△8五飛で十字飛車だったけど手拍子というか読みだった金得コースに走り逃す。
△7八飛車▲8一飛車△6二歩成。金得が決定したけど垂らしを残して十字飛車のが良かったよねえ。
▲8七飛成△8八飛成▲同飛△5八と▲同龍でさっぱりと清算。金得だが攻め方が難しい。ひねり出したのは△6六歩▲6八歩と受けてくれたので△8九角▲4四銀△同歩▲8一飛車△9二角成▲8三飛成
ここで浮いてる銀を取れば龍を殺せる気がしていた。馬の位置も良くなかったので銀を取らせて馬の位置を良くする△7六馬に▲7三龍
ここで-2600後手勝勢。最善は△5二馬▲同金△8九飛。これが詰めろで次の6二銀で龍が殺せる・・・。方針は合ってたのか・・・。本譜は▲7三龍に△7八金▲8四龍△8二香▲9五龍。
ここで止まっていれば・・・。桂跳ねから龍が狭く見えたので△9五歩。きっと方針を一貫させる意味もあった。▲2五龍△3三桂▲4四龍。
桂が跳ねた空間を読み抜けている。△4三金に▲2一銀が激痛。読み通りでも読み抜けがあるのだから慎重にならないと・・・。一回落ち着いて考えていれば見える手のはずだ・・・。
△4二玉に▲2三龍。ここで互角。だが悲観して負けにしたと思っていた。ここで△5二馬から攻めていけていれば。右に逃げ出して打ち付けた金を囲いに使っていければ・・・。まだ金得のままだったのに・・・。
この銀打ちで悪くした。▲同銀△同金▲2一龍△3一歩▲1一龍。一応底歩で固く。
飛車を持っての攻めが見えなかったので△8五角と重ねたけどそれでも龍奪ったが良かったか・・・。形も乱れるし。6八の歩がしぶとい。あとはじっくり仕留められた。
実質金銀得から負けてるんだもんなぁ。将棋って難しいなぁ。
計らずとも前回の記事の実践編となった。記事にしたぐらいだから勉強した通りに良くなっているんだがなぁ・・・。