デザインはビジュアルをキレイにすることではない。にホッとしている自分について
どうも、@puketanです。事業会社でWebデザイナーをしています。
「本ばっか読んで頭でっかちになっていてはいけないよ。アウトプットすることで学んだことが自分の知識に昇華するよ。」と、どこかの偉い人がいっていたので、投稿することにしました。(思考の整理大事)
背景
最近、デザイナーという職業について考えさせられます。
・キャラ作って
・絵書いて
・写真撮って
・動画作って
このあたりの内容を、2019年トレンドワードってぐらい聞いた気がします。
デザイナーならできるでしょ?というのが依頼者の意見だと思います。(おっしゃる通り。デザイナーならできそう。)
なぜ、ほっとするのか?
私が、上記に書いたようなスキルを持っていないからです。
果たして、持っていなくてデザイナーと名乗れるのか?
私とデザインを分解してみる。
私とは?
▷ 好きなこと
・情報設計
・体験設計
・ビジュアル作成 < コーディング
私の脳内は、Webサイトやアプリを作成するにあたり、
「ビジュアルめっちゃ作りたい、コーディングめっちゃしたい!」
で動いているのではなく、以下の流れで動いています。
ユーザーにハッピーになって欲しい
↓
だから、ユーザーにこう動いて欲しい
↓
だから、このデザインである必要がある
↓
だから、このインタラクションがあるとなお良さそう
あくまで、ビジュアル作成やデザイン、コーディングはユーザー体験の価値向上のための手段の1つとしか考えてない人です。
▷ 苦手なこと
・バナー作成
・配色と装飾
(adobestockさまは、非常にありがたいです。。)
(↑上記スキルってめちゃくちゃデザイナーっぽいスキルですよね。)
アクセシビリティなどを考えた配色は提案できるし、作れはします。
バランス感覚や、論理で組み立てることは得意なので配置も割とできます。
が、苦手なんです。
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ここで、ちょっとだけ世の中の話。
バナーやロゴなどは、近年の技術や先の未来を考えても、AIなどで、高品質なものがどんどん生み出されていくと思います。ABテストもできるし、人間より早い。
コーディングは、できなくてもWebサイトが作れてしまいます。
直近だと、 STUDIO とかめちゃくちゃ秀逸です。
つまり、バナー作成やコーディングスキルはAIなどのその他ツールに置き換えられていくと考えています。
デザインとは?
デザインとは、課題解決のために要素を設計すること
だと思います。
見てくれを整えること = スタイリングであり、 ≠ デザイン
であるので、見てくれを美しくすること自体は、デザインと関係ないと思っています。
「要素出したから、これデザイン当てといてー。」
というのは、良くないやりとりであり、
例えば、以下のようなことがデザインだと思います。
・要件の本質は何なのか
・要素の設計はできているのか
・極力モードレスな状態であるのか
などの設計を考えることが、UX設計の構造を崩壊しないために必要なことで、これがデザイン(設計)です。
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デザイナーは、デザインと名のつくような業務全てが出来るように思われていますが、そんなことはありません。
(もちろん、できる人もいるだろうけどそんなフルスタックデザイナーなかなかいません。)
例えば、コーディングスキル、動画作成スキルや絵描きスキルなどをエンジニアに置き換えると、アプリケーションエンジニアとインフラエンジニアくらい違うと思います。(わかんないけど)
ただ、スタイリングもデザインも最終的に、
ユーザーの課題を解決し、伝えるという根本は一緒だと思います。
いまの世の中
・Volatility(変動性)
・Uncertainty(不確実性)
・Complexity(複雑性)
・Ambiguity(曖昧性)
引用:ニュータイプの時代 新時代を生き抜く24の思考・行動様式
VUCA時代と言われています。
これをすれば正解だ。というものがほぼなくなっている世の中です。
だからこそ、課題を見つける能力が必要で、課題の解決策を価値付きで提供する必要があります。
課題は、パッと見では見えない物が多いです。
だから、PDCAのようなサイクルの変更が必要で、
先にDO(提供する)をしてユーザーの行動から分析する必要があります。
生存戦略
私とデザインを分解した結果、
私のデザイナーとしての生存戦略としては、
・言語化力を高める
曖昧なことや形になっていないものを、言語化することで、より多くの人々にデザインを伝えていきます。
・好奇心を持ち続ける
私の行動の源は、好奇心です。(リフレクション講座から)
イノベーションはここから生まれると思っています。
・打席に立ってスイングする
私は、天才ではありません。
だから、天才より先に始めます。天才より先にチャレンジします。
・チームで作業する
できないことを補完しあえるチームで戦います。
おまけ
記事中に出てくるおすすめ紹介。
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