画家から読み解く文化と魂の形成 その②


AI音声変換




①で述べた
ミケランジェロ ラファエロ レオナルドダビンチ
の三人の画家

この三人が後世に大きく影響を与えたことは確かですが
ここでは私の感性という視点で
どのように後世につながっているか
といったことを
考えていきます

三人の次の世代は
フェルメールです
当時では高級な青の顔料や、
光を点で表す技法
鏡を用いた
現在で言うトレース技法の良なものを使うことで
より物体を正確に描写し

鮮やかな色遣いと
細かい光の表現によって
美しさをあらわしました

フェルメールは宗教的絵画だけでなく
日常をとらえた絵画を
多く作成しました

これは
ミケランジェロ
ラファエロ
レオナルドダビンチ

の三人には見られない点です

この物事を正確に描写する
そして日常をとらえた絵画

というのは
のちの
マネ モネ ゴッホ
などの印象派絵画
の画家たちの
物事の瞬間を色によって表現する

といった表現と
ミケランジェロ
ラファエロ
レオナルドダビンチ
の中間のような立ち位置にあると考えられます

そして印象派絵画の
マネ モネ ゴッホ 

はそれぞれ
人間描写 風景描写 光の表現

などの表現方法が異なり
ゴッホに至っては
とても心神深い性格であったため

ミケランジェロ
ラファエロ
レオナルドダビンチ

の三人のよう宗教思想を強く持っています

このように

絵画という一点をとらえただけでも

この世の事象が相互関係にあり

時を追うごとに派生し
回帰し
また派生し

のプロセスを繰り返していると考えられます

そして
次の世代の
サルバドールダリ
に関しては

これまで上げた画家のすべての要素を取り入れつつ
自身のオリジナリティを出していく

といったことが見受けられます

これは
時代を追うごとに
情報の選別がされ

より
権力的影響や社会経済的影響の強いもの
それにみあった洗練された技術のものが
必然的に残っていったため

すべての要素を取り入れることが可能であったと考えられます

そしてさらに
HRギーガーは

サルバドールダリのような基本的絵画技術を
機械や性的描写を強く取り入れることで

自身のトラウマ
人間のネガティブ感情を
絵画や造形に取り入れることに成功しました

そしてこのあたりから
私たちの過ごす
近代的社会となっていきます

カスタムカーカルチャーの
派生で生まれた
ローブローアート

私の好きな作家は
エドロス
ロバートウィリアムス

です
この二人の画風は
西洋宗教画とは異なりますが
技術的にはとても高いレベルであり

その高い技術を用いて
カーカルチャーのエネルギー
を絵画として表現しました

このように
時代によって
大切にされている物や
人の内包しているもの
物質てきなもの

の生産やかかわり方が変化しているため

必然的に画風や
絵のエネルギーも変わってきます

日本の漫画家で言えば

私の好きな漫画家は
冨樫義弘先生

ですが

作風には
基本的宗教知識や
民族文化
ゲーム要素

など
現代で得られる情報の多さを
とてつもなくおもしろく
まとめています


そして私自身が
これらの画家、作家たちの影響や
自身が生活でかかわった
物 人 感覚 景色 感情
様々影響を受けて形成されています

そしてこのことから考えられるのは


現実世界は物質の量には限りがあるため
何を経験するかは
自身の好きなように選択している

ということになります

情報をどのように使いたいか
はたまた
だらけて何もしたくないか
他人をさげすみたいか憎みたいか
愛されたいか
愛したいか
楽しみたいか

など
自身の持っている情報のなかから
自分がしたい経験に必要なものをまず精査し
そして精査した情報をもとに行動し
その行動が自身の現実を作っている

といったことが考えられます

もちろん

これは大まかにいえばの話で
実際は身体的不自由があったり、選択だけではどうにもできないこともあります

選択でき、行動に移せる範囲内
では
自由に選択している
ということです

ただ
ネガティブな欲求の選択をしつづければ
そのような感情を他者や現実的出来事に反映されていき
結果自身が苦しむことになります

これの残酷なところは
無知で無自覚で悪気なくおこなっていても
そのような現実は容赦なく降りかかるということです

ですので私は

自身で選択をコントロールし
楽しく
人と調和し
相互になるべく負担のない選択と仕組みづくり

をこころがけ
生活していこう

ということを
自身の好きな

絵画の
画家から読み解く文化と魂の形成

から実践にしていこうと心掛けているわけです


いいなと思ったら応援しよう!