こんな手がある！？最近驚いた販売テク

こんにちは！
私は起業を目指している専攻医、sakiです。

先日、我が家は掃除機を購入しました。
以前からの掃除機は壊れたわけではなく、吸引力も素晴らしく良い製品だったのですが、コンセントタイプよりコードレスタイプの方が面倒くさくないな、と思い買い替えることにしました。

今日は掃除機を買いに行った時のお話。

大きめの電気量販店へ夫と行くことに。
夫はなんだかんだ家具や家電に一家言あるタイプ。
彼はあまりコードレスタイプの掃除機が好きじゃない。というのも、この手の掃除機は充電がすぐに切れ、吸引力はコンセントタイプより弱いと思っているから。だから、今回の買い物には消極的。

一方、私は日本製品なら吸引力はある程度担保されていると思っている。けれど、軽さは重視したいところ。

果たしてそんな彼と私の要望が叶う掃除機はあるのか？

4階の掃除機売場につくとハンディータイプの掃除機がズラーーーッと並んでいた。
もちろん、吸引力の変わらないダ◯ソンやアメリカ大手のシ◯ークなども並んでいる。

とりあえず3万円前後（最近の良い掃除機高いね）の商品の電源を片っ端から入れて、吸引力を見てみる。
やはり圧倒的に日本製の方が吸引力がある。次に値段や軽さ、手入れのしやすさでいくとPa◯asonicか東◯になった。そこで迷っているととある店員さんが声をかけてくれた。

「どうぞ、一度ゴミを吸ってみて下さい。」

小さなカーペットの上に砂ゴミを撒いてくれる。
まずはPa◯asonicの掃除機。
ロッドを前に進めた瞬間、砂ごみが左右へ散らばった。吸引力はいいのに、ゴミを吸う手間が増えてしまう。
続いて、東◯。
砂ごみは散らばらず、ロッドが進んだ先のゴミがスッと吸い込まれていく。

吸引力も手間も大満足である。即座に東◯の商品に決めた。
「こちらの商品は2タイプあります。こちらの商品は…」
続けて詳しい商品の説明を受け、3万円ちょっとの掃除機に決めた。
「商品をお持ちしますね。」
店員さんが商品の箱をレジまで持って行ってくれた。そして、その背中には【T◯SHIBA】の文字が！

なんとこの商品選びに付き合ってくれた店員さんは東◯のスタッフさんであった。
あまりのさりげなさに家電量販店の店員さんかと思った。

驚いたことに、Pa◯asonicのネガキャンは一切言わず、二つの商品を比較させてくれた。しかも自社製品をあえて後回しに試させるというテクニック。
もちろんこれは自社製品に自信がなければできない所業だけれど、最初に試した商品で良いという人もいるだろう。
けれど、そんなリスクをおっても他社製品を最初に試させるテクニックはお見事の一言に尽きる。

自社製品に自信があれば、お客さんに比較してもらうことで、ネガキャンすることなく商品をアピールすることができる。
自社製品のクオリティー向上に努める技術者魂とそれを現場で支える素晴らしい連携をみせてもらった。

皆さんも「こんな素敵な販売手法があるよ」というtipsがあれば、ぜひコメント下さい🙏

それではまた👋