アクアパッツァ
ここ最近のこと。
いつの間にか寒くなり季節はそろそろ冬に。
わたしの誕生日は立冬のあたり(11月7日)なので、
誕生日をすぎると急に冬を感じる。
今年の秋は温かく、急に寒くなり冬がきた気がする。
秋はあっという間にすぎていった。
仕事もプライベートも充実していて
子供がいない今のうちに、と思い
東京、岡山、香川、福井と
県外にもたくさん足を運んで、
たくさん勉強して、
毎週ミーティングもしたり
なんだか忙しくすぎていった。
そんななか迎えた誕生日。
夫ともなかなか会えない日を過ごしてて
アポイントとってくれないと会えないよ?
誕生日どうするの?ときいたら
サプライズしたかったらしく…
でもサプライズ下手な彼は断念して
「ごはん作る」といってくれました。
そして作ってくれたのがアクアパッツァ他3品
ちょっと前に高めのチーズを買って
結婚祝いにもらったワインをのんだら
チーズもワインもおいしくて、ハマり
まだ開けていない白ワインがおうちにのこってたので
ワインにあう料理を、と思い一生懸命つくってくれたらしい。かわいい。おいしい。
オリーブオイルとハーブ、ニンニク、鷹の爪で味付けしていて、本格的で本当においしかった。
普段野菜しか作らない(栽培)の彼が、一生懸命に魚の鱗をとるところから頑張ってくれた。とてもかわいい。
プレゼントは一緒に服を買いに行って
似合う服をいくつか選んでくれました😊
* * *
27歳はプライベートでも結婚という
大きなライフステージの変化もあり
そして結婚式でお世話になった方々と再会し、
周りの方々に恵まれてることを実感した一年でした。
お仕事の面でも転職して地域に根差した病院にきて
管理栄養士として求められることも少し変化したり
完全委託から一部委託になり厨房管理が業務に加わったり
老健や介護施設など医療じゃない現場も経験したり
自分の手でひとつひとつ、医師やコメディカルと関係性を築いて仕事をして、やりがいを感じたり
「最期」に接する機会も多く
深く関わった患者さんの最期をみおくり
最期について考える機会になったり。。
管理栄養士としてもう一歩成長した感覚あるし
頑張りたいことが増えた一年でした。
この秋は、たくさんの勉強会に足を運んだ。
たまたま集中してあったのだけど
それぞれキーワードが繋がっていて、得るものが大きく、そして刺激を受けました。
そのなかでも岡山での食事摂取基準2020年版の研修会
香川の熊リハの吉村先生、嶋津先生の話
県内でのKTチャートの研修はとても勉強になりました。
食事摂取基準の研修は策定した先生の話をきけて、意図や元になった論文について、そしてこれからの方向性を聞けたことで、
食事摂取基準をどう活かすかだけではなく
管理栄養士として、日本人の健康にどう貢献していくか、直接的な栄養管理や指導だけでなく、研究という観点でも考えさせられました。
そして、佐々木先生のお話はとても面白かったです。
高齢者の多い、いわゆるフレイル状態の高齢者に接することの多い今の環境にいかせる話ばかりで
頑張って業務にとりいれようと四苦八苦してるところです。。
* * *
そしてプライベートでは、最近、大学生の頃一緒にボランティアしていた友人とともに、また一緒に活動を始めました。
「きっかけ食堂」という食を通じた東北の支援活動をしています。
わたしが大学生のとき、3.11が発生した。
もともと東北生まれだった私の地元は大きなダメージを受けた。翌年の成人式でかえって、津波でなにもかも流されて記憶の町と違う姿になった、なんにもない土地にぽつんと立ってみると無力感しかなくて、当時 自分にできることなんて全く浮かばなくて。
いま勉強している栄養学が楽しいから
まずは目の前の勉強を頑張って
いつか間接的にでも復興の役に立てればよいなと思ってた。
そのあと、たまたま大学に帰ってから
友人に誘われたことがきっかけで復興支援、風化防止のお手伝いをすることになり、そこから徐々に学生団体等で動くようになり、輪が広がり、
遠くにすんでいる大学生の自分でもできること、自分だからこそできることをしていくように。
月日はたって、実際に東北でもお仕事してたこともあるけれど、また四国に戻り、そして今度は「食を通じた支援」に関われて嬉しい。
実際に東北に住んで、大人になってから知った味(日本酒や肴)も紹介したいし、そして管理栄養士として身につけた知識もいかせる。(献立作成、作業行程、衛生管理、栄養知識)
そして実際に開催して、新聞やラジオから「東北」をキーワードにきてくれた方がいて、新たなご縁があったり、今はない、わたしの記憶の中の風景のお話ができたり、嬉しい。
仕事をしながら大変なこともあるけれども
楽しんで、パワフルに、28歳も生きていこうと思います。