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2022卒学生に聞く新卒採用シリーズ③理系学生に聞く”こんなインターンシップはイヤだ”

こんにちは。今日も皆さまお疲れ様です。

「顔の見える就職と採用」を実現すべくお仕事をしています、株式会社パフの石河です。

最近、就活を終えたばかりの2022年卒の学生さん一緒にウェビナーを実施したのですが、目から鱗?耳が痛くなる?そんなような学生のホンネがたくさん語られていたので、Noteを使ってシェアしようと思います!

2022卒学生に聞く新卒採用シリーズ、第3回目は「理系学生に聞く”こんなインターンシップはイヤだ”」について、当日のウェビナーの内容を抜粋しながらお話しできればと思います。

1)登壇してくれた学生

学生A(男性/22卒/関東私立大学院/大手メーカー就職/機械工学専攻)※以下Ⓐ
学生B(男性/22卒/関西国立大学院/メーカー就職/電気電子専攻)※以下Ⓑ

2)印象の良かった/悪かった、インターンシップの特徴

Q:どんな基準で企業のインターンシップを申込みしてたの?
Ⓐ:機械専攻のインターンシップをメインかつ、対面かつ5days以上のインターンシップの参加を探していました。モノづくりの現場、機械を触りたかったので対面にこだわっていました。一部オンラインも参加しています。
Ⓑ:電気電子系がどう活躍できるか知りたくて、夏から化学メーカーのインターンシップを探したりと自分の専攻外の企業にも多く申し込んでいました。色々な専攻の学生と話せたのは良かったです。もちろん、対面形式も探していたのですが、興味ある企業で対面ISがあまりなかったので、結果的にオンラインのものが多かったです。

Q:単刀直入に聞きます。参加して印象が悪かったインターンシップって?
Ⓐ:逆にオンラインインターンシップ中に会社のネットワークが不安定になり、参加社員全員がZoomから落ちてしまい、学生のみの時間が10分くらいあった時は、印象が良くなかったです。その後、回復したあとに何事もなかったかのようにすすめられてしまい、さらに印象が悪化しました。
Ⓑ:学生をお客さまのように扱う・甘やかす企業ですね。インターンシップであっても面接の時くらいプレッシャーがあってもいいと僕は思っていたので、この会社はホンネで学生のとは向き合っていないんだなと感じました。

Q:反対に、参加して印象が良かったインターンシップはどんなもの?
Ⓐ:ランチタイムに毎日違う社員と一緒に話ながら過ごせたことです。若手社員と話すことで将来像をイメージ持てたことが良かったと感じています。
Ⓑ:オンラインインターンシップに慣れていて手際よく、テンポよく終わったところは有意義でした。オンラインインターンシップは内容だけでなく運営面で志望度が変わると思いますし、事実、自分はそう感じました。

Q:インターンシップの中で印象的だったことって?
Ⓐ:インターンシップ内で自社プロジェクトのリアルなところまで教えてもらった企業は印象的でした。例えば、失敗したプロジェクトの話とか(笑)
Ⓑ:理系出身の社員の方で「技術職として働いていたが、自分の能力の限界を感じて営業に職種転換をした」という話を聞いた時ですね。仕事は厳しいんだ、と気づくことができたからです。

3)インターンシップ後に選考に進みたくなる会社の特徴

Q:インターンシップ参加後、選考にすすみたいと思った会社は?
Ⓐ:インターンシップ参加後、後日、個別面談があり、インターンシップでの様子をフィードバックしてもらった会社です。Aさんのこういう点を、もっとこう改善したら当社で活躍できると思うので、選考に参加しませんか?と自然な流れで案内があり、ここを改善すれば活躍できるんだ、とイメージが持てて選考に参加しました。
Ⓑ:手際のよいインターンシップかつビジネスモデルが良いと思った企業は選考に進みました。一方で、自分の専攻ではないビジネスをしている企業で「専攻外でも活躍できる」とインターンシップの広報では書いてあったのに、実際に話を聞いてみると、専攻外の人間が活躍できる場が少なそう、関与できる範囲が狭いと感じたところは選考には進まなかったです。

Q:フィードバックの質で志望度変わるの?
Ⓐ:ワークで発表した発表内容に対して順位がつくのもいいのですが・・・。実際の社員から生の声で「厳しいフィードバック(実際に仕事でこういうモノづくりすると、正直こういう懸念がある等)」があったほうが自分たちのことを考えてくれているんだな、という気持ちから志望度が上がります。
Ⓑ:そうですね。厳しめのことを言ってくれたほうが真剣さが伝わってくるので、志望度は上がりますね。

4)参加者からのQ&A

Q:どうやって企業を知ったのですか?
Ⓐ:ナビサイトとLabBaseを活用していました。情報検索が苦手だったので、オファー来た企業に興味を持つようにしていました。
Ⓑ:興味ある企業をダイレクトに調べてインターンシップに申し込んでいました。営業利益率と売り上げの総額順位、業界のトップ企業などをリストアップして順番にエントリーしていた。

Q:理系学生のイメージって「どんな仕事をするか」が最優先項目なイメージなのですが、それ以外で「この会社本気で入りたい」と思った項目はありますか?
Ⓐ:自分の人生プランに合ったワークライフバランスや福利厚生が充実している会社は入りたかったです。
Ⓑ:即現場で働きたかったので研修期間が短く、すぐに経験が積める会社に入りたかったです。そのため、インターンシップ・説明会・面接の逆質問でそれらを判断していました。

Q:みなさんが採用担当だったら、どんな理系向けインターンシップをやりたいですか?
Ⓐ:モノをつくって評価されるインターンシップが良いですね!アイデアや図面段階で終わりなのではなく、実際に試作品をつくって展示会をして学生・社員同士でフィードバックしあえるインターンシップをしてみたい、と思います。
Ⓑ:僕も、手を動かしてモノをつくるインターンシップをしたいです。性能が良いものではなく、世に無いものをつくらせて、独創性のあるお題にしたいです。

5)まとめ

いかがでしたでしょうか?30分間のウェビナーでしたので、深掘りが足りていないところもありますが・・・。

前回の文系編とは打って変わって、理系学生なりの考え方(合理的)で特徴が出ていたように感じます。やはり「モノつくり」がやりたいし、「専攻」と「仕事」の相関関係を重視しているようにも感じました。自分自身が文系人間ですので、こういった話を聞けるのは良い機会でした。

また「フィードバック」について、学生に迎合するのではなく「学生の成長のために」という視点に立っていたら、厳しい内容でも受け入れられるのだと思います。

文章にまとめてしまうと、月並のような感じですが・・・。文章からでも学生のホンネを少しでも感じていただけたなら、嬉しいです。

6)次回のテーマは・・・

志望度が上がった/下がった説明会とは」です。
次回の更新をお楽しみに!

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最後にちょこっとだけ告知をさせてください。
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