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心理系大学編入 合格体験記なるもの③

のざです。
ちょっと遅くなりましたが大学編入の合格体験記、第3弾です。

そもそも編入って何?
どうして編入しようと思った?
編入の良いとこ、悪いとこ
編入するためにやったこと:生活
編入するためにやったこと:勉強

今までの記事で、上から3つをを書き終えました。
今回は「編入するためにやったこと:生活」、「編入するためにやったこと:勉強」について書いていきます。

~前回までのあらすじ~

学歴コンプ、大学の環境、先生方の専門領域が理由で編入を志望したのざさん。

志望者のみんなも自分でメリット・デメリットしっかり考えて決めようね。


編入するためにやったこと:生活

これは本当にフツーなので手短に。

・相談した

大事な決断だったので、編入を決める前に親や友人に相談しました。
客観的な意見を取り入れることで、自分の気持ちを整理しました。

また、志望理由書を書くのに自分の志望動機を固める必要がありました。
これについては通っていた予備校の先生や親と相談してました。

あと、受験が近くなってすごく不安な時期は大学の相談室でカウンセラーさんに話聞いてもらいました。


・生活習慣を整えた

遅寝遅起きの人種なので、勉強の土台となる体づくりのために早寝早起きをしようと決めました。
大学に通ってたので朝は必然的に起きるとして、問題は夜更かしすることです。
夜更かしの原因は何か考えました。諸悪の根源はスマホでした。

今の携帯は便利ですね!機能制限というものがあります。
SNSの使用時間を設定したり、決まった時間帯はスマホを全く使えないようにしたり。強制的にスマホに向かう時間を減らしました。


・やるべきことを減らした

編入をする前、週1~2のアルバイトと、4つのサークルを掛け持ちしていました。めちゃくちゃエンジョイしてるやんけ。
それはそれで楽しかったのですが、これでは勉強する時間がありません。

そのために、アルバイトは辞め、サークルも活動日が多いものは休部させてもらいました。自由参加のサークルは、通う回数を減らしました。
ただ、気分転換にもなるので、無理のない程度にサークルには参加しました。


編入するためにやったこと:勉強

ほんへ。

・いつから勉強した?

編入を決断したのは大学2年の4月です。試験はその年の10~12月にかけてありました。
つまり編入に向けた勉強期間は半年

もともと心理を専攻してたおかげで大学の講義が学科の試験に繋がっていた部分もあります。
そういう意味では大学1年の頃から勉強していたことになるかもしれません。


・何を勉強した?

心理系の編入に必要なのは、英語、心理学、面接です。
それぞれの形式に合わせて勉強しました。


・どこの予備校に通った?

自分は、多対1の環境だと絶対さぼるので、1対1で授業をしてくれるところを探しました。

なんとなく予備校の名前は伏せます。気が向いたら書きます。

英語(TOEICのみ)と本試の対策は、それぞれ別のところに通いました。
前半の3か月はTOEIC対策の予備校、後半の3か月は編入試験対策の予備校、という感じで。


・英語

まず最初に手を付けたのが英語です。
どうして英語からなのか?
それは出願時にTOEICの点数を提出する大学があるからです。

出願は、たいてい本試験の1~2か月前が締め切りなので、そのとき採点済みのTOEICスコアが手元にないといけません。
つまり、本試験の2~3か月前にはTOEICの結果を出せるようにする必要があります。
もともとTOEICのスコアを持っている方はアドバンテージですね。

というわけで、最初の3か月はとにかくTOEIC対策に費やしました。

一番効いたのは、日々の学習報告です。
単語帳を何分間で何周して、文法問題を何分で何問解いて、合計何分勉強できたか。ノルマはこなせたか。今日の感想と、明日の目標。
そういったことを毎日書いて、担当の先生にメールしてました。

そのあとは、本試験で英語の問題がある大学向けに私大受験用の問題集を解いてました。

英語の詳しい勉強法についてはどこを探しても出てくると思うので、ここでは省略します。
とにかく、自分に合ってるなと思うやり方で継続することです。


・心理学

心理学って、どんな勉強すればいいの?
と思いますよね。なるべく詳しく説明します。予備校の先生の受け売りですが。

勉強といってもあくまで試験対策なので、試験に合った方法で学びを進めることが大切です。

で、試験ではどんな問題が出るのか?
多くは単語説明、お題に対する長めの記述の2本立てです。
(絶対じゃないので、それぞれの志望大学の過去問を確認してください。)

要するに「用語を理解し、説明できる能力」「それぞれの用語(概念)を結び付けられる能力」が求められます。
これを身につけるための勉強をしましょう。

まず、全体的にゆるーく理解します。
良さげな教科書を1~2冊買って1周読んでみます。すべてを理解しようとする必要はありません。なんとなくでいいです。

次に、情報カードを利用します。
何それ?という方はこちらで確認してください。Amazonのリンクです。(2020/9/29追記)

使い方ですが、手当たり次第に大事そうな用語をカードにまとめます。
書くべき情報は、用語の意味、時代、分野、関連用語との関係、定義した人(人物の場合は定義した概念)、その概念・人が与えた影響など。
文字数は1枚の表面に収まるようになるべくたくさん。
筆者は5~10枚/日をノルマに書いてました。

そして、実際に記述してみます。
適当に単語を選んできて、200字程度を目安に書いてみます長い記述のほうは700~800字程度かな。
ここでも、情報カードに書いたような内容を書けるとよいです。
書いた文章を予備校の先生などに添削してもらえれば最善です。

あともう1つやってよかったのは模擬授業です。
友人に相手してもらって、自分が勉強した部分を授業形式で教えてみます。
絵チャを黒板代わりに通話してやってました。
これも説明能力が上がるのでめちゃいいです、楽しいし。


・志望理由書、面接

筆者、これが最も苦しみました。

志望理由書は出願時に提出するので、それまでの1か月間程度。
面接は試験までの1か月間程度、対策しました。

志望理由書に書くことは、超アバウトに言うと過去、現在、未来について
過去では、今までどんなことをやってきて、どうして心理学をやりたいと思ったか。どうしてこの大学がいいのか。
現在では、今何をしてるか、どんな分野・領域に興味があるか。
未来では、編入したら何をしたいのか、大学院に進むのか、どんな仕事をしたいのか。
こんなことを書きます。

面接は、予想される質問には簡潔に、はきはきと答えられるよう練習します。
ひとりでデモンストレーションをしたうえで、誰かに試験官役をやってもらい、フィードバックをもらうといいです。
面接に関しては、絶対誰かとやることをお勧めします。

で、筆者がどこで苦労したかと言いますと、
志望理由書も面接も、なるべくマイナスなことと、曖昧なことを言っちゃ駄目なとこです。

だって今までの環境変えたいと思わなかったら、編入したいと思わんくない????
心理学興味持ったきっかけって、全員が全員明確じゃなくない?????

でも言ったらあかんのです。面接官側になって考えたらわかります。
今までの環境にも文句言ってるんだったら、こっち来ても文句言われるかもなあ。
曖昧な動機じゃあ気持ちを理解できないし、意志の強さも分からんなあ。
こんな感じで。

なので本音と建前をうまーくやりくりして、最高の自分を演出するマンになるのがいいと思います。
ここのやりくりが上手な方を器用というのでしょう。筆者は不器用なのでマジ苦しみでした。
話してるとなぜか涙が出てくることもしばしばでした。
でもとにかくやるしかないので、直前まで面接練習頑張りました。

本番まで不安すぎましたが、なぜか本番に覚醒して超笑顔で終えられました。
まずまずの出来になりました。ラッキー。


最後日記になってしまいました。
使った教科書や情報カードの詳細などについては、また記事を書きます。

ではこれで終わりにします。最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。
誰かのお役に立てたら幸いです。
質問等ある方はコメントくださればお返事します。

おしまい

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