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体験!真っ暗読闇書会(ダイアログ・イン・ザ・ ダーク)

クラブハウスが始まった当初から、こんな読書会をやったことがあると教えてもらって参加したくてたまらなかった「真っ暗闇読書会」に参加してきました。

目の前に手を広げてみても全く見えない「純度100%」の暗闇の中、どんな読書化をやるのだろうかとワクワク。
そして「ダイアログ・イン・ザ・ダーク」の体験も楽しみ。ワクワクして東京に向かいました。

現地に着いてみると、参加者で顔見知りなのは主催者のくっきーだけ。
ううん、これは人見知り発動か、それとも思い切って声をかけるのか。

もじもじしていたら「関根ママですよね、初めまして」と先に声をかけてもらってラッキー!自分の名前が一人歩きをしてくれているとこういう時に楽できるわけで。

さて、いよいよ「純度100%」の暗闇に突入。
説明を聞きながら段々と明かりが落とされていく。そして、真っ暗。
でも、声が聞こえるし、なんとなく人肌も感じるので、不安はなく。
「見えなくてもなんとかなりんじゃない」なんて楽観的になって開始。

闇の中で扉が開きいよいよ闇体験が始まるのだけれど、素足だから足元の感覚はわかるし、参加しているみんなの声は聞こえるし、「〇〇しゃがみます」「木があった」「風鈴がなっている」などの報告があるので、見えなくてもなんとなく周りの様子が想像できる。
そのうち、驚くべきことに、何も見えないはずなのに見えるんですよ、風鈴や木やなんとなくの坂道や板張りの床なんかが。

人間の脳の「補完能力」って、見えない部分を補って見えるように(聴こえるように)するっていうけど、本当だわ。今、間違いなく暗闇の世界の中には、目で見る情報以外のもので世界を構成してそれを脳が私に見せているんだと感じた。

そんな体験の後の「真っ暗闇読書会」だから、一文字も読めなくても、何かが「この本はこんな本だよ」って教えて、見せてくれるのよね。本当にすごい体験。

次があっても是非とも参加したい「真っ暗闇読書会」

会の始まる最初の時は、人見知り場所見知りでおずおずしていた参加者が、真っ暗闇体験を通して、びっくりするほど繋がれたことにも驚き。
人はこんなにも簡単に深く強く繋がれるものなんだなぁと、こちらも感動でした。

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