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【男性も必見!】妊娠出産の女性のアレコレはホルモンのせい?!
明日が出産予定日です!
前駆陣痛は時々始まってます。
まだ本陣痛につながる規則的な痛みは、まだですが、痛む時間は確実に増えています。
さて、今日のテーマは、実体験に基づく「ホルモン」の話です。
厳密な医療の話ではありません。
具体的な名前は出しませんが、ホルモンの種類と影響もその都度変わるのを体感できました。
まだ妊娠してない女性にも、妊婦の奥様がいる男性にも必見です。
妊娠発覚前のおかしい私
私たち夫婦は、とくに子供を計画して作るつもりはなかったので、妊娠に気がつくまで時間がかかりました。
生理が遅れてるな…くらいに思っていたのです。
でも、初期の妊娠プロセスは始まっていたのです。
仕事が辛い
この時期、人との打ち合わせも、PC作業もなんとなく辛い感覚がありました。まるで怠け者になったような…。
でも、仕事なんてやりたくなくて普通なので、そこまで気にもとめなかったんです。日に日に、仕事のことを考えると憂鬱になり、未来が怖くなりました。
でもなんとか重い腰を上げて、仕事してました。
*結婚して移住してきたので、前の職場は退職し、ミニジョブの組み合わせだったので、それが幸いでした。
突然泣き出す
だんだん仕事だけじゃなく、何もかもが嫌になったんです。
私は「ホームシック」だと思ってました。
当時の日記を読み返すと「ホームシック現象」とこの感情を繋げていました。
理性では、「いやいやお前ドイツ長期滞在してるじゃん。結婚ていっても辛いこともないじゃん」
と声が聞こえるんだけど、とにかく悲しかった。
最終的には夫の前でも泣きました。夫も、私のホームシックだと思い、一時帰国しようということになりました。
つわりって本当にヤバイ
生理がマジでこない。
これはとても不思議でした。私は生理不順になったことがないから。
いよいよこの辺りで「まさか妊娠?」と頭がよぎりました。
妊娠検査薬を使うとうっすら線が出てきました。
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うっすらすぎて謎だけど、これで妊娠してます!
検査線が、うっすらすぎて、「妊娠かも」「いやいやそうじゃない」という葛藤がありました。
しかし、妊娠を調べてもらう「産婦人科」を決めたあたりで、「つわり」が襲来しました。
得体の知れない気持ち悪さで、水泳教室をキャンセル。
私の心の中では「妊娠」と断定。夫はまだ疑っていました。
気持ち悪い・食べたい・食べたくない
はっきり言ってつわりはやばいです。
匂いがとにかくダメ。夫の香水や体臭もダメになる。一番の敵は、白米を炊く匂い。
口の中も不快感でいっぱいになります。
吐き気、オエオエ…
ベットの横に「オエオエ」していいようにそういう場所を作りました。
食べないと気持ち悪い、食べたらもっと気持ち悪い。
食べられないものが増えていき、ピーク時は「グミ」と「水」あるいは「バナナ」でした。(今は便利で、サプリで栄養補完できます!)
このつわり体験、食べられるもの、つわりの長さは妊婦によってそれぞれで、「全く経験しない人」も「長引いて入院する人」もいる模様。
ドイツではつわり薬がもらえます。でも、私のつわりはピークが1週間で、前後のもやもやだけで終わってしまいました。
問題は仕事のこと。
夫婦でびっくりしてしまって、私は仕事を全部やめました。
辛い妊娠生活に備えることになりました。
でも、そんなものは来なかった。つわりが一番辛かったのです!(*妊婦によってちがいます)
頭の中がピンク色の安定期
つわりが終わると、安定期がやってきます。
一番幸せな時期です。
子供のことをずっと考えてました。ずっとずっと幸せ気分でした。
マタニティハイもあったと思います。
子供の服やベビーグッズ、マタニティグッズを揃えるショッピングも楽しいし、ご飯も美味しいし、旅もできる。
全てがピンク色。
その代わり、動画編集や活字がダメになっていたので、自分の仕事も全部中止のまま。漫画やSNSをいじっていました。頭はまったく働いていませんでした。
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妊婦らしい体つきにもなってくる時期
全ての意識は身体に注ぐ
中期〜後期は、体がずっと疲れる状態になり、マイナートラブルを回避するための努力の時間となりました。
尿に糖が出やすくなり、便秘傾向は強まります。骨盤底筋を鍛えないと頻尿になり、腰や恥骨などに痛みが出てきます。
マイナートラブルで、痛みを抱え辛い妊婦がいるのは当然です。
私はあらゆる努力をして、なんとか回避することにしました。その時の努力はエックスやNote下書きになってるので、後日まとめ記事が出ます!
考えることは、赤ちゃんの健康と下半身のみ。頭は当然働きません。
ずっとストレッチや、栄養管理、運動メニューなどに集中。
ダンサーのような体を仕事にしてる人の思考がなんとなくわかった時期です。
必死で、便秘から痔にならないように徹底した工夫、栄養を保ちながら糖質やジャンク、塩分などを抑える食事の工夫、腰が痛くならないように、骨盤周りをストレッチやバランスボール、スクワットで必死で鍛えました。
マイナートラブルを回避して臨月を迎えた時は大喜びしました。
更にここにきて、一気にベビーグッズや入院バックを揃えなきゃいけなくなります。
そんなこんなで頭は「ピンク色」から、「現実的に自分の身体と赤ちゃん」でいっぱいになります。
臨月は食欲増し増し
臨月はぐったりしてるイメージがありますが、それはおそらくマイナートラブルを回避できなかった妊婦、「妊娠糖尿病」「高血圧」「切迫早産」などのレアケースの場合でしょう。
すぐに疲れて、眠くなりますが、元気です。
困るのが、食欲の増大。
もし、ここまでに栄養管理ができてなかったら、「体重増加」「糖尿病」や「高血圧」などあらゆる症状の危険が増します。だって、食欲が止められないから!
ダイエットしなきゃいけないのに、食べてしまう人の気持ち、今なら痛いほどわかります。
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大きい肉もペロリと食べちゃう
出産のカウントダウンで戻る正常な頭
出産前の10日間は、いつの間にか頭が妊娠前に戻ってました。
実際に、動画編集ができるようになり、活字も問題ない!
私は育児しながら、自分のビジネスや仕事を続けたいので、
育児時間で、とぎれとぎれになっても仕事が少しでも進み、積み上げができるように工夫することにしました。
ものすごい勢いで、急いで準備することにしました。
自分のポートフォリオの整理、資料整理、授業資料や、通訳翻訳の業績に始まり、動画を細かく作業できるように動画流れや素材を整理、Xのつぶやきをまとめてブログの下書き、Noteの構成で準備、ブログの構成と整理、音楽や画像整理…
夫がドンびきするまで作業しました。できました!
何かのホルモンが減ったのがわかります。頭のピンク色も、身体への執着や、赤ちゃんへの過度な思いも、綺麗に消えてました。
夫の言動と匂いにイライラ
出産予定日の前日。お腹の痛みも増し増しのこの日…
私は、また不思議な感覚に襲われました。
夫への嫌悪感とイライラ。
近づかないでほしい。触れないでほしい。吐息が気になる。
イライラを初めて夫に感じました。
それまでは、夫とはずっと良好な関係でした。イライラも発生しませんでした。
そして一瞬、イライラしてるママ、夫にデスノートをぶつける女性の姿を自分に見てしまいました。
ずっとイライラしてるママ、不機嫌で夫に軽蔑的な眼差しを向ける奥さんが世の中に存在しますが、この私に起きた現象と地続きであることを感じました。
本当にイライラするのも事実です。一方で、理性的に「夫は変わってないじゃん!」と囁く自分もいます。
しばらく頑張って、理性で夫にこの気持ちや態度は隠すことにしました。
後で、話し合おうと思っています。
だって!夫は悪くないんだもん!
ガルガル期に続く道
出産前後に感じる夫へのイライラや嫌悪感は、「ガルガル期」に繋がる可能性があります。
ガルガル期とは、出産後に母親が赤ちゃんを守ろうとする本能的な行動や感情が強まり、特に夫や周囲の人に対してイライラしたり、過敏になったりする状態
おそらく私にも来るでしょう。
さあどうしましょう?
夫も義父母も、周りの人たち誰も悪くないのに、ホルモンの影響で私の身体が変わるのは目に見えています。
感じるイライラや嫌悪感は本当です。
本当に感じました。
これは変えられない事実。
この体験や事実で、他者に対してどう対応するかが問われます。
理性と自責のはざまで
理性の力で私はコントロール、分析・説明していこうとは思っています。
きっと、元々はあまり子供に興味がない「男性性」が強い私だからそう思うんでしょう。
こんな私でも妊娠中に身体はものすごい影響を受けて、止められませんでした。
無理をして、周りに合わせすぎれば「産後うつ」になるのは目に見えます。
夫への嫌悪感は、夫のせいでも私のせいでもなく、一時的なホルモンの影響。(でも、この時に夫が理解せず非協力ならば、本物の嫌悪感に昇華されるでしょう!)
このバランスをどうとっていくかは、また後日報告します。
魅力的な「女性性」が光る女性に、理詰めはNG
さて、私は男みたいな性格で、「子供もいらない」と宣言して晩婚です。
私みたいな女に赤ちゃんが自然にできたことの方が不思議です。
つまり、その人が「母性に溢れてる」とか「女性らしい」とか妊娠に関係ないんですよ!
妊娠しやすさは、体の健康や遺伝、男性側の影響に左右される。
でもこの女性性と男性性のバランスの違いは、別のところで影響が出ると私は考えます。
母性愛に溢れて、女性性が強い女性は、もっとこの妊娠中のホルモンの影響が強く出ることが予想されます。
可愛らしくて、女性らしい体つきで(おっぱいが大きい)、愛嬌のある女性は日本では大人気。
でも、男性の理性を理解したり、議論したり、研究や分析する力は「男性性」です。
だからこそ、「女性性の塊のような美しいモテる女性」や「母性愛のある女性」と結婚したからには、もっと男性の努力が必要になると考えます。
理性で抑えるという考え、分析・研究、議論、感情や情緒のない会話が、苦手な女性こそ大多数です。
私みたいな考えの女性はマイノリティであると言えるでしょう。
そんな女性に対して、冷静に理詰めで解らせようとしてはだめなんです。
私はずっと仕事をしてきて、独身を貫くつもりでした。
残念ながら、妊娠するまで子供が可愛いと思ったこともありません。
タイミングが重なり、「子供いなくてもいい7歳年下の若い男性」と結婚しました。
相手が若いので、私の給料が多かった時期には、東京の長期滞在ホテル代を私が出したり、高額なプレゼントをしてた時期もありました。
給料が多い方が負担すればいいじゃん。考えは男性に近いと思います。
だから妊娠中も、私がより理性の力を使って努力してきました。
夫は「妊娠って思ったよりも楽だ♪」と感じています。
でも一般的に女性は違うことをここに表明しておきます。
私は、「イライラしてるママ」や「夫に嫌悪感を持つ奥さん」を自分の中に見ることができました。
子供が可愛いと思うようになりました。母性も発現しました。
その代わりキャリアにおいてできなくなったこともあります。キャリアに対する情熱が代わりに少なくなってきました。
母性や「女性性」には、光と影があります。
身体の影響とセットです。
これは男性には理解しにくいと思います。
男性は「女性に起きる自然な現象」と、パートナーの女性がどういう女性であるかをよく見て対応した方がいいと思います。
私は理性と頭の力を使って、今後わたしの身体がホルモンに振り回される状況を、冷静にレポートしていきたいと思います。