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遊休不動産を活用して民間活力を呼び起したい!「公共不動産」の情報発信

公共施設の老朽化、人口減少が進み、かつて利用されていた学校や、公営住宅など使われなくなってしまった公共不動産が増えています。建物が取り壊されて空き地となったり、役目を終えた建物が使われず残っていたり。そんな土地や建物が多くの自治体でみられます。

そこで、地域科学研究所と中津市は「中津市公共不動産サイト」の構築を行いました。
このサイトは、中津市の使われなくなった土地や建物を市民や事業者に有効的に活用いただくことを目的としています。

今回はこの「中津市公共不動産サイト」の更新担当の、中津市 行政経営改革・デジタル推進課の柳瀬様に発信で目指すことや今後の展望についてお話をお伺いしました。


”行政経営改革・デジタル推進課”の役目とは

行政経営改革・デジタル推進課は、市の「行財政改革」と「DX」を進める部署で、私たちの係は「行財政改革」を主に担当しています。
「行財政改革」と言っても幅が広く、多岐にわたるのですが、その中でも
最重要課題の一つとして、行政のハコモノ問題に向き合っているところです。

ハコモノ問題についての指針として、平成29年3月には「中津市公共施設管理プラン(R4.3一部改訂)」を策定し、今後40年間で公共施設の延床面積を20%削減するという目標を掲げています。本プランでは、公共施設の適正管理のために「総量の抑制」「長寿命化」「効率的な運営」を基本方針として定めています。

中津市における「公共不動産サイト」の位置づけ

インターネット上にMAPと物件情報を公開

公共施設を適正に管理していくためには、行政だけでは限界があります。特に遊休化している施設や土地などを有効活用するには民間活力が不可欠になってきます。
「中津市公共不動産サイト」で遊休財産の情報発信をすることで、民間活力を呼び起こすきっかけにしたいです。

住民や事業者に向けての情報発信で目指すこと

遊休地を実際にみてまわるサウンディングツアー

まずは、多くの方に取組みについて知ってもらい、興味を持ってもらいたいですね。その中で実際に遊休財産の売却や貸付につなげていきたいです。そのために情報発信やマッチングのための機会をつくっていきたいと思っています。
一連の取組みの中で、住民や事業者の方から新たな公共施設利活用のアイディアなどが出てくれば、次の展開が見えてきます。そこから公共施設の「明るい将来」が見えてくるようなものを目指したいです。

「中津市公共不動産サイト」の公開で気付いたこと

わかりやすい情報発信をする必要があるなと改めて感じました。興味を持った人が「見やすい」サイトにしていきたいです。それから情報発信するだけではダメなので、より多数の人の目につく取組みやマッチングの機会は必要と感じています。
また、興味を持ってくれそうな人たちに届くように、様々な媒体を使って、周知をしていきたいです。

中津市をどんなまちにしていく?

遊休化している施設を活用して、自己実現をする人や新規事業が生まれたり・・・と、そういった動きがいくつか出てきて、周囲に波及していくとより魅力的なまちになると思います。

最後に、今の一押しの公共不動産をはこちらです。

「旧中原住宅跡地」

元々、市営住宅が建っていた広い土地です。ファミリー向けの賃貸アパートなどは子育て世代の多い中津市ではニーズがあるかもしれません。

「市営土田住宅跡地」

国道から近く、イオン三光から車で3分の場所にある好物件です。イオン三光で映画を見た後に行けるオシャレな飲食店などはどうでしょうか?

今後も随時更新予定です!
ぜひ、「中津市公共不動産サイト」をご覧ください。


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