サッカー強豪校へ進学するか迷っている中学生へ
このノートはスポーツ特にサッカー強豪校への高校進学を考えている、迷っている方へ少しでも役に立てばいいなと思い書いています。
私は関東のサッカー強豪校出身なんですが、
中学生の頃にサッカーのクラブチームに所属し、中学3年の関東大会でスカウトを受けたことがきっかけでサッカー強豪校に入ることになりました。
もう少し詳しく書くと、
小学校でも中学でも県の選抜には入っておりませんでした。
入れなかったとは思ってはいないですが、意外とそれは大事だと思うので記載いたします。
小学校の所属チームは同級生が2名という超弱小チーム。ほかのチームと合同でチームを組んで大会にでることもしばしばという状況でした。
話は戻りますが、スカウトを受けてから、本当にサッカー強豪校に行くべきか、すごく迷った経緯がありまして、同じ境遇に悩む中学生、そして親御さんも多いと思うので、どういう結論が正しいのかがわからないと思うのこのノートは経験者として、少しでもお役に立つようなことが書けたらと思います。
結論からいうと、
★スポーツ強豪校へ行くべき★というのが私の考えです。
なぜならば、
人生において例えケガとか当然実力も含めて、最終的にはレギュラーにならなかったとしても、全国大会で結果が出せなかったとしても、プロになれなかったとしても、誰にも負けない誰にも誇れる仲間や体験を他人よりもだいぶ多く手にすることができたからです。
なんか、ありきたりと思われるようなことかもしれませんし、今悩んでいる方もそれぐらい想像はつくよという方もいるかもしれません。
しかしながら、経験に基づく話をここではお伝えしたいのです。
正直、強豪校は本当に練習は厳しいです。
毎日走ってました。いまでも走るの嫌いです笑
走るのはもちろん当たり前。きついのも当たり前。
先輩もものすごく怖いです。少しのミスで坊主になったりもしました。
呼び出しもありますし、怒られるのなんて毎日です。
理不尽とは何かを教えてもらいました。
早く3年間終われーなんて思った日も何回もあります。
社会の厳しさといえば聞こえはいいですが、
高校として体験できる最高峰の縦社会を学ばせてもらえましたので、
会社に入ってもそれ以上の厳しさは正直経験してないです。
そいうよりも、その頃のことがあるから、割と社会ってちゃんとしてるなって思ってます笑
※注意がきとして言っておきますが、
強豪校にいったからお金を稼ぐ、仕事ができるようになるということとは無関係と思ってます。
話は戻りますが、そもそも私はプロサッカー選手になりたかったために強豪校に入りました。
いまのヤングサッカーの舞台=プロになるような上位層のプレーヤーの優先順位は
第一位:Jリーグのユースチーム
⇒ユースでプロの試合にでることができる
アントラーズ、マリノス、ガンバ大阪、セレッソ大阪、レイソルなど本当に強いです!
第二位:サッカー強豪校(名門中の名門)
⇒最近では高校生のうちにプロの試合にでるひともいます。
名門中の名門とは青森山田、流通経済大学、市立船橋、東福岡、静岡学園あたりを指します。
第三位:サッカーの強い高校
⇒全国大会にでる常連高校です。
神奈川県や東京、静岡、千葉などの強豪ひしめく県はベスト4くらいまではいります。
そのほか・・・
といように区分されていると思います。
プロになりたい人の中でも優秀な人は大抵Jリーグの下部組織のユースに選抜されます。
それ以外の選手が高校サッカーに行くイメージです。
ユースは無理だとも思ってたので、やはりプロになるなら高校サッカーしかないと思ってました。
ユースは本当にうまい選手がいきます。びびります。かなわないかもって思ってました。試合では大差が出ることはないですが、本当に個々の能力は本当に違っていたと思います。
いま、高校サッカー強豪校に行くべきか悩んでいるあなたの夢はなんでしょうか?
自問自答してほしいです。
・プロになりたいのか?
・お笑い芸人になりたいのか?(ピースの又吉は高校サッカーのあとははじめからお笑い芸人と決めていたみたいです)
・社会人でも楽しくサッカーをやっていたいのか?
・勉強では高校にいけないからとりあえずサッカーでいけるから高校にいくのか?
・なんとなくか?
なんとなくならば、サッカー強豪校にいくのはやめたほうがいいです。
つらいだけだからです。
実際のところ、勉強できずサッカー推薦しかないみたいな人もいるかもしれませんが、全国大会に出たい、プロになりたいっていう人が大半ではないかと思います。
正直、当たり前ですが、高校サッカー強豪校に、行ったからといってプロになれるわけではないです。
プロになれる可能性が上がるだけです。
夢であるならば、その可能性にかけるというのはありだと思います。
もちろん、私の高校からプロになった先輩や後輩はいます。
日本代表も背負ったりもしています。
強豪校に行かなくても、もともとものすごく上手くて、地元のそこそこ強い高校に行って大学でブレークしていまでもプロの先輩、同期もいます。
あえて、それこそ県外の強豪校にいこうとしているかを悩んでいるのであらば、真剣に親を説得する必要もあると思います。
ユースチームからプロの同期も、強豪校からプロになれず、大学でもダメで、社会人リーグからのし上がってプロになった同期もいます。
何が言いたいかというと、
プロになるという目的を達成するのは一つではないし、強豪校=プロでは決してないということです。
逆に、プロに、慣れない人は高校サッカー選手の90%を超えます。
いや、95%かもしれません。本気でなろうと思った人という母数にすれば少しは変わるかもしれませんが大差はないです。
私もプロになれなかった一人です。
しかしながら、
私はあなたがもし、いま強豪校に進学するか迷っているなら、行くべきだ断言できます。
もしもあなたの夢がその先にあるのならばという条件つきですが。
夢や目標に向かって人生をかけて取り組める時間というのは多くはないと思います。
10代の時間というのはそれほど貴重です。
高校にいって、
バイトして、遊んで、バカやってみたいな人もたくさん見てきました。
大学行ってそういう人いっぱいいました。
会社行ってもそういう人がいっぱいいます。
私は、そういう人には負けてないという自負があります。
運よく、全国大会に出場もしてプリンスリーグにも全試合フル出場できました。
その経験が、自信にもなりましたし、一つのことに人生かけて挑んだ仲間がいることは一生の誇りです。
言い訳ではないです。
どんな困難も乗り越えることができるという
考えにしてくれます。
強豪校での貴重な経験はあなたに取って無駄になることなどないから、私は声を大にして強豪校に進学するべきだと思います。
この見解はあくまで、
私の個人的な見解です。
もちろん、家庭の事情で金銭的に働かないといけない人もいます。
いろんな事情はあると思います。
本当にいけるのであれば、そこにチャンスがあるのであれば、私はそんな挑戦者の背中を少しでも押してあげたいと思います。
あとは決意だと思います。決断だと!
絶対にできる!やってやる!そう思うことが大事です。
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