小学生にフラッグフットボールの"イヤなディフェンス"を教える(後編)
もう一つ取り組んだのが、「あーこのディフェンス、ヤダなぁ…」って思わせること。
オフェンスは緻密で計算されていてクールにプレーを組み立てて行くっていう性質があると思う。そこに"ミスを誘う"には、クールに出来ないようにするしかない。
スゲー声がデカくてハイテンションなディフェンスだったら… ヤダなぁ…
ずーっと笑顔でめっちゃくちゃ楽しんでる… ヤダなぁ…
コミュニケーションが活発でハドルで意思疎通を確認しあってる… ヤダなぁ…
ハドルでケンカしてる… ヤダなぁ…
黙々と淡々とやってる… スゲー強かったらイヤだけど、そうでもなかったら別にイヤじゃない…
反則ばっか… → 論外
ラフプレーばっか… → 論外
てなことを選手が考えるのが楽しい。このディフェンスちゃんとしてるな…って思わせることが出来る。大したことしなくても効果はデカい。
初めはハッタリでもよくて、ただただヤカマシイだけでも、そのうちホントにちゃんとしてくる👍👍
僕は試合中よく飛ばしてたゲキがあります。「メンドくさいディフェンスやろう!」と。
どういうこと??と最初は怪訝そうでしたが、だんだん遠慮が取れてきて、そのうちめっちゃくちゃやかましいディフェンスやるようになりました。
そのことで強くなったわけではないけど、試合が楽しくなる。いいプレーしたら大袈裟なくらい喜ぶし、ミスしても周りがデッカい声で、しゃーないしゃーない‼️と切り替えが速かったり、、、。そーゆームードって色々と好転する。
オフェンスからしたら「こいつら、メンドくせー😣😣」ってなりますし、「イヤーなディフェンス」に近づくんだと思います。