関本昌平×菅原望　人気講師と聴く！特級ファイナル・ゲネプロ見学会

2024年7月21日 10:00

こんにちは。ピティナ特級クラウドファンディングのリターンより、特級ファイナル「ゲネプロ」見学会をご紹介します。

特級ファイナル出場者4名のピアニストとオーケストラとの本番直前のリハーサルをサントリーホール大ホールで見学、本番もS席で鑑賞できるというプランです。さらに、今や指導者としても大活躍中の2003年特級グランプリの関本昌平先生・2012年特級グランプリの菅原望先生によるプレトークつき。当事者の目線でのお話で、ゲネプロと本番を何倍も興味深く見ることが間違いなし。お二人からのコメントをご紹介します！

関本昌平先生（2003特級グランプリ）より

本番前の雰囲気と表情を味わう

私が特級に挑戦したのは高校3年生の時でした。当時の特級ファイナルは同じ日にソロもあり、コンチェルトは2台ピアノとの共演で今のような豪華なファイナルではありませんでしたので、今の参加者はなんと素晴らしい機会をいただけるのでしょう！！

参加者は、サントリーホールで弾くのは初めてでしょうし、もしかしたらオーケストラと共演が初めての方もいらっしゃるでしょう。サントリーホールで弾けることだけでもワクワクする人もいるし、すごく緊張する人もいるし、そんな本番前の雰囲気、奏者の表情をを味わえるのはゲネプロ見学の醍醐味です。

サントリーホールでオーケストラと共演し、ソリストの音と音楽を会場いっぱいに響かせ、細部の表現までを伝えるのは本当に大変な事です。(プロのコンサートを聴きに行っても、あれ？ピアノの音小さい！？と思った経験がある方、きっといらっしゃるでしょう) またゲネプロでお客さんがいない状態と、本番でお客さんがたくさんいる状態と、音の聴こえ方も伝わり方も全然違います。

直前のオーケストラとのリハーサルで一体どのようなことをピアニストと指揮者、そしてオーケストラの方と確認しているのかを見学し、それを経た本番でどのような演奏に変身しているのか、どのようなオーラで舞台にあがるのか、ゲネプロを見学することで特級ファイナルが何倍にも楽しめるでしょう。

また指導者としての特級ファイナルも4度経験していますが、簡単な言葉ではありますが「涙が出るほど感動」します！！！！！！その子と勉強してきた長い年月と成長、大舞台に立ち向かう姿を見られる事は大きな大きなプレゼントをいただく気持ちになります。指導者としても、特級ファイナルに生徒が出る、サントリーホールでコンチェルトを演奏する前提でコンチェルトを勉強していくという事はチャレンジングで緊張する機会です。

ゲネプロ見学会では、オーケストラとの共演で一体どういうことが行われているのか、ソリストの座っている場所からオーケストラはどう聴こえているのかなどの細かい話も交えながら、皆さんとファイナルを応援できる事を心より楽しみにしています。

関本昌平

菅原望先生（2012年特級グランプリ）より

「ゲネプロ見学」ぜひご一緒しましょう！！

ゲネプロでは音楽を純粋に楽しむのも良し、その場の緊張感を味わうのも良し、コンペティターの表情を見るのも良し。コンチェルトの本番を聴ける機会はあっても、ゲネプロを聴ける機会というのはなかなかありません。

当時ファイナルで弾かせていただいた時は、ある先生から「ゲネプロでは頑張らない方が良い！」とお教えいただき、ゲネプロ、本番をお聴きいただいた方から全然違う演奏で驚いた！と言われましたが、ゲネプロと本番の違いを見れるのもゲネプロを見ることができた方々の楽しみです！
是非ご一緒しましょう！！！

菅原望

◆昨年のインタビュー記事はこちら

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◆2024クラウドファンディング概要
・支援募集期間：2024年7月4日(木)10時〜2024年8月23日(金)23時
・第一目標金額：180万円（第二目標：380万円／第三目標：600万円）
・実施形式：All or Nothing（終了日までに目標金額に到達しない場合は全額返金）
・URL：https://readyfor.jp/projects/ptna_tokkyu_2024

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