仕事を辞めようと思った本音の話
病院で勤めて11年、色々な職場を(といっても3つか)見てきて、いかにして自分がこの仕事を辞めようと思ったのか。
病院という外から見たら華やかな職業の実態(人も制度もみんなが聞きたいお金も!)を全て知ってる限り書こうと思います。
一人でも新しい選択を間違える事がないように…
かなりギリギリな事も書いているので興味本位で拡散されるとまずかったりするかもしれなかったりそうでなかったりなので一応価格設定はさせて下さい、すみません。本当に興味のある人が見れればそれでいいんです。
一応個人を攻撃するような事は書いてないですし個人名や固有名詞は出してないはずですがあれのことだなーとか思っても黙っていて下さい。
一応全ての施設・人・制度に対して勉強になったよありがとうという気持ちはあります。
同業者の人はハッと気付く点があるかもしれないし全然違う業界の方はやっぱりそんな感じなのねって思えると思います。また、こいつが甘いこと言ってるだけだなって
思う点もあるんじゃないかなと思いますけどそーです甘いんです。そっとしておいて下さい←笑
追加で話す事が出てきたら随時更新するので思い出したら見てみてもらえると変わってるかもしれません~
ではよろしくお願いします~
「制度の壁」
僕たち理学療法士という仕事は病院や施設でいわゆる「リハビリ」をする人なのですが法的な決まりとして「お医者さんの指示した事をする」という決まりがあります。
なので僕たちは「医師のいる所でしか働けない」つまりは「雇われる」しか選択肢が無いのです。
正直今は働き方も色々と広がってきて独立したり事業を始めたりする理学療法士が増えてきていますがそれはもう「理学療法士」では無いんです。
そうなると稼ぎ方もある程度限定されてきて一か月で稼げる額にも限界が出てきます。もちろん「講習会の講師やセミナーを開いて稼ぐ方法もあるよ」という声が同業者から出ますが
そんなのは誰もが出来ることではないしそれは「理学療法」をして稼いでいるのでは無く、「知識と技術を応用」して稼いでいるのです。つまり「理学療法」で稼ぐ事とは少し違ってくるんですよ。
もちろん国で保険診療の点数(料金)が決まっているのと、1日・1週間で働ける量も法律で決まったいるので「理学療法」を行って稼げる限界が出てくるのが実情なのです。
(ここに関しては後程色々と現場の問題を語りたいと思っています)
「金銭の壁」
おそらく皆さんが一番興味のあるお金の話です。
正直理学療法士の年収というのは調べてみたり話を聞いてみると全国平均400万くらいだと思います。これは調べても体感値でもそれくらいです。
いいと感じますか?微妙と感じますか?
ちなみにですが年齢が上がって50代とかになっても600万を給料にてもらってる理学療法士はほとんどいないと思います。
国家資格ですよ?一応。
400万て安くないけど高くないですよね。と自分は思っています。
少なくとも700万過ぎくらいまでは共働きから抜け出せないイメージ。実際700万で子育てって貯金全然出来ないですよ。
病院てゆーといい生活をしているイメージがありますが実際潤っているのは医師と上のほうの看護師だけです。まぁ社会的信用はあるのでお金借りるとき楽ですけどね←
学生時代、稼ぎたいなら理学療法士になっちゃダメだと言われたのを今になって噛み締めます(もう学校入った後に言われてもねぇ)
「人の壁」
何をするかじゃない、誰とするかだと言った偉人もいたような気がします
まさにその通り。正直世の中の上司という立場になっている人には部下が辞めていくのは自分の人間性のせいだと思ってもらいたいくらいですね。まじ。
ここまではひとまず一般論を話して来ていますが一般論で語ってもこの項目はこれ。
正直一緒に働いていて気持ちよくないと仕事は死事になります(うまい)
さて、ここからは完璧に個人的な事情と愚痴と悪態になります。
前提として「究極的に」「自分の考えや立場」と「人・システム」が噛み合わなかった結果だと思っています。
ただ自分の中で揺るがないのは自分が理学療法士を辞めたいと思ったのは間違いなく「職場システムと働く人間」によるものと思っています。
ただのわがままかもしれないけど結局嫌いな人・物がどんなに素晴らしい、かっこいい事をしても嫌な気持ちにしかならないんですよ。そこまで人間出来てない。
「制度」
まず働いていてどうにも納得しきれない部分がシステム上あったわけです
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