サッカーの本場バルセロナにて、育成年代から社会人まで試合を現地観戦してきました
サッカーの本場バルセロナにて、育成年代から社会人まで試合を現地観戦してきました。
私が観た試合は、以下の通りです。
①U14 町クラブvs町クラブ ×2試合
②U16 エスパニョールvs町クラブ
③U19 バルサvsサバデル
④TOP カタルーニャ州4部リーグ
⑤TOP カタルーニャ州2部リーグ
現地で見て感じたことをまとめます。
盛り上がりが半端ない
どのカテゴリーでも共通していたのは、盛り上がりが半端ないことでした。育成年代については、保護者のコーチングや応援、ため息、喜びで溢れかえっていました。観客席には100人前後いるのが普通でした。U19のバルサ対サバデルは観客が200人くらいいたと思います。人が多すぎて数え切れませんでした。観客は、選手の家族やクラブの下の世代の選手、おじちゃん、おばちゃん、選手の彼女、彼女の友達、地元の女子高校生、選手の学校の友達などが来ていました。衝撃だったのは、土手に座ってサッカーを見ていた女子4人組に話を聞くと、地元の高校の友達と遊んだ帰りに寄っただけだということでした。これぞ、日常にサッカーがあるというスペインのサッカー文化なんだと思いました。カタルーニャ州リーグの観客は、年齢層高めでした。2部も4部も観客は100人前後いました。試合は激しく、観客のヤジも半端なかったです。一方、観客席に座っているだけで、全然興味のなさそうな人もいました。走り回る子供たち、スマホでフットサルの動画を視聴する青年、スマホをいじる20代女性なども存在しました。
監督の熱がすごい
試合中、ほとんどの監督は立って指揮を執ります。身振り手振りで指示を出します。逆サイドまで聞こえるように声を荒げます。ある監督は、4失点目にベンチを蹴りつけてしまうほど熱くなっていました。
球際がすごい
育成年代も社会人リーグも球際が激しかったです。育成年代は日本に比べて身体がでかいです。バチバチでぶつかり合っていました。背が小さくてテクニックがあり、練習での小さなエリアでは大活躍していた選手が、試合になるとフィジカルで圧倒されてしまっていました。社会人リーグに関しては、激しいタックル、スライディング、シミュレーション、審判への抗議などでかなりエキサイティングな試合でした。ただ、スペイン人の良い所は、コンタクトがあった後に必ずタッチすることです。痛かろうと、怒っていようと、必ずタッチをするんです。良い文化だなと思いました。
ビルドアップ
スペインといったらパスサッカーを想像する人が多いと思います。実際は、相手が格上ではない限りビルドアップから攻撃をすることが多い印象でした。センターバックやボランチはビルドアップの上手い選手が選ばれている印象がありました。相手がバルサやエスパニョールというような格上チームになると、ロングボールを放り込んだり、ハイプレスからショートカウンターを仕掛ける戦術になっていました。
副審が、、
育成年代は副審がいません。主審1人でさばきます。U19とカタルーニャ州リーグは副審もいました。副審を雇うお金がないと聞きました。バルセロナは意外とサッカーに使えるお金が少ないそうです。(グランドはめちゃめちゃ立派だけど)
嫌だったことランキング
①ピッチに唾を吐く(子供も大人も)
②観客席のベンチに土足であがる(当たり前)
③シミュレーションがすごい(州2部)
④子供の戦術的ファウル(抜かれた後、足かけたり引っ張ったり。日本でもあるのかな。)
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最後までお読みいただきありがとうございました!
自己紹介
●氏名:島澤一杜(しまざわいっと)
●学歴:市立浦和高校→東京都立大学 卒業
●出身:福岡生まれ埼玉育ち
●好きなサッカーチーム:浦和レッズ、アビスパ、マンチェスターシティ
●最近ハマってること:太鼓の達人
●サッカー経歴
・沼影SSS→FC FESTA→内谷中サッカー部→市立浦和高校サッカー部→ランゲ浦池(埼玉県3部)
・クーバーコーチングサッカースクール浦和校卒
・浦和レッズjr.アカデミー選抜
・メトロポリタンリーグ(関東リーグ)出場
・高校サッカー選手権埼玉県ベスト8メンバー
・社会人サッカーチームランゲ浦池キャプテン
●Twitter: @it_rangeuraike
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