退院するタイミング
入院する原因
入院する整形外科の患者の多い病名は、
大腿骨頸部骨折(大腿骨転子部骨折)
腰椎椎体骨折(圧迫骨折)
脳外科での多い病名は、
脳梗塞
脳出血
が挙げられる印象です(あくまでも個人的意見)
退院の日
その後リハビリを行い良くなっていってもいつかは退院する日がやってきます。
患者さんとしては、病院より家の方が良いのは当然で、早く帰りたい気持ちはあると思います。
理学療法士として、患者さんの身体機能からして1番いい状態は今だと感じるときがあり、そのタイミング退院できればベストですね。
退院に影響する事
ただ、患者さんの身体機能が、予後不良であるとまた違った状況なります。
今帰っておかないともう二度と家には帰れない
家族の希望する1ヶ月後のタイミングでは身体機能はどんどん落ちていってしまう
退院が難しいのであれば外出泊でもできれば
今のタイミングで一度外出泊や退院する事で患者さん気持ちは少しでもいい方向に進むのでは
でも現実は、家族の受け入れ状態、家屋環境、介護申請の遅れなど様々な状況が影響してきます。
家族の受け入れ状態、気持ちに関しては医療スタッフが立ち入る事ではありません。
病院側が家に帰りなさい、施設に行きなさいとは決めません
寝たきりの患者さんでも家に帰ることはもちろんあります
その為の準備は必要です
家族が介護保険を申請しにいき、認定調査がきて介護度がきまり、住宅改修、介護サービス開始
できる事は早めに動く事で退院の遅れを防げる事はできます。
今考える事
理学療法士として20年近く働き
多くの患者さんのリハビリ、退院携わってきました
患者さん本人と家族の気持ち、更には関係性
退院のタイミングは、そこが1番重要になってくると最近改めて感じます
貴さん理学療法士×エンタメの記事はこちら
映画えんとつ町のプペル
西野亮廣エンタメ研究所はこちら
アル開発室は
00:00studioは
サポート、noteの記事購入して頂い金額の一部はえんとつ町のプペルの購入、その他クラウドファンディングの支援をさせて頂きます