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リハビリBSC

先日協会の管理職研修を受講しました。亀田メディカルセンターのお話で大変感心する内容でした。簡単に殴り書きしてグーグルに知識をためておきます。

↓私も愛読しています。バランススコアカードを学ぶときに使用しました。参考までにどうぞ


病院としてどういったテーマを持って進めてきたか?
あるべき姿がどのような姿か?
あるべき姿を持った状態で、地域に出て地域に貢献していく。
ミッションは企業価値をいかに継続していくのか?
顧客の視点では、ロイヤリティーや内部顧客、患者満足度向上
財務の視点では、収入や利益、コスト削減、(利用者増)
BSCは、一方向でなく複数の視点を回していく必要がある。どれが上とかではなく循環してく必要がある。財務の視点に重きがある。理由としては、利益がなければそもそも組織が成り立たなくなり何もできない。しかし、教育がなされなければ最終的に利益に結びつかない。そういったいみで、循環が成り立っている。


マネジメントとは、経営資源を調達、配分し仕組みや構造を作ることと、その構造を実行させることである。
リーダーシップとは、人に働きかける。コミュニケーションをとってやる気を持たせる。
現場のリーダーは、マネージメントとリーダーシップの両方を兼ね備えておかなければならない。
BSCは職員を巻き込む形で戦略を練りあげていくものだ。

何のためにマネージメントすのか?
目標目的を戦略実行していく。
目的とは概念、目標というのは、数値化して目的を達するための指標のことだが、イコールではない。
目的を達成するために計画を立てていくが、計画を阻害するものがある。制約因子という。人・予算・モノなのなどの問題には、予防対応が可能。地震やコロナなど問題が生じた外乱に対しては、是正対応に徹する。両方を合わせてリスク管理となる。

管理者として目指す組織は、妥当性は、ズレ(バイアス)の少なさを意味、信頼性は、ブレ(偶然性)の少なさを意味する。職場の問題はズレの問題なのか?ブレの問題なのか?この辺の内容は、外部審査で指摘される。
医療は多様性があり、療法士など興味がある分野が多岐にわたるが、それぞれの価値観がいろいろあることが医療事故の原因となるといわれている。価値観違っても行動や言動として標準化する仕組みが医療管理では重要である。やりたい事がズレているのはリスクとなるため多様性の意味を統合する必要がある。

マネージメントは、いったん統制をして決めたことをきめた通りに行わせる事。その後に統一されたらもう一回高みに持っていく事。
財務と顧客は結果なので、コントロールできない。業務や成長学習に働きかけるしかできない。手段の部分を触る。財務は過去の問題であり、業務プロセスは、現在のこと。スタッフに対する投資がうまくいっていなければ未来に影響が及ぶ。財務の基盤が安定する事が重要だが、そこに影響するのは、スタッフの成長である。経営者と話すタイミングがあればBSCを用いて話すとわかりやすい。

なぜ4つの視点か?
視野の拡大、視点が増える事
視点や視座の理解
視点:財務、顧客、プロセス、成長と学習の4つ
時間軸や空間軸などから見る。
視座:関係性を全体として捉え、部分際的から全体最適

クリティカルシンキング(批判的吟味)
経営者からの質問に対応する事ができる。
顧客からの質問に対応できるなどバランスを持っている必要がある。

BSC数字化のポイント
数字の因果関係を理解する事が重要。測る事が改善の第一歩
医療とは継続的改善であり、測定が必須。

指数化の例
単位は簡単で明示的
安心なリハなど暗示的なものは測りにくい。
表しにくいものを測るためには、数量化する必要がある。
潜在変数と観測変数
リハビリの質問が潜在変数だった場合、観測変数として、重症化受入率、機能回復率、自宅復帰率などストーリーで潜在変数をイメージ化
平均値だけでなく、中央値などの見ていく必要がある。
平均値がうまくいかない原因が何なのか?全体図を確認していく。ほとんどが出来ていても、何らかの理由があって出来ていないものがある。特定の人たちにはっぱられている可能性も。統計などを駆使していつも見えるようにしておく事で、ターゲットを絞って対策が可能となる。
医療の質の数値化
ドナベディアン
ストラクチャーとは?レシピと材料(素材)
プロセスは作り方
アウトカムは、美味しい。
BSCでは、様々な視点ごとに役割や責任の所在を確認し、データーをとってまとめていく。一年を振り返り来年はこういったところに対策や立案をすすめていきましょう。
セレクトするKPIは、事業所ごtにちがう。
管理者もチームとなって、役割分担を持ってモニタリングしていく、そして経営に参加していただく。そういうツールである。

PM分
目的地が目指す方向理念や指名など
交通手段や経路が戦略ここにBSCを使う。
病院の指名→リハビリの指名→当院リハ室の使命→各事業部の使命
BSCは、4つの要素で多面性を理解し、様々な要素をもとにバランスを重視していく。
指標の可視化満足度調査など。中身まで統一して具体的に。
ネットプロモータースコア(NPS)
NPSは企業の成長率と高い相関がある。満足度調査の満足は、リピートするとは限らないのでこれを使っている。推奨者から批判者を引いた数字がNPSの数値となる。
⭐️NPSをチェックする。

組織図状の各レベルでKPIを設定する。
財務の視点 収益確保 計上金額
事業所レベルで算定単位目標チームレベル個人レベルに分けていく。
チームレベルで算定単位目標を設定、関連因子疾患群・重症度。休診率などが違うので運動器とがんのチームでは違う。
個人レベルでは、臨床年数、職務区分、指導者かどうか?委員会参加の有無などによっって臨床にかけれる時間が変わるので確認する。
重要な使命と要因について分析する。そこを潜在変数:要因を出して確認する。

以下私がAmazonでカゴに入れてるやつです。BSCの理解が深まってきたら購入しようと思っています。


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