実現可能な多様性のある社会(笑)とは何をしたいのか?
政府が推進する「実現可能な多様性のある社会」って結局何がしたいの?ってお話しと持論を語りたいと思います。
そもそも多様性とはなにか?
ある集団の中に異なる特徴、特性を持つ人が共に存在する事。
らしいです。
この様な事を意識しないといけない!
と政府や企業は言ってるわけですが…。
それってなんか違うんとちゃう?と思う訳です。
政府がやれと言ったからやる、企業のお偉いさんが言ったからやる。
じゃあやるか…。
となった所で当事者達はなんと思うのか。
仕方なく受け入れられてるんだなぁ…と感じるのではないか?
そう思って仕方ありません。
最近だとLGBTQ関連の法案で揉めてますね。
この法案を作る際に当事者達の意見は取り入れてるのか疑問ですが、まだ新しい話題なので見守ります。
それよりももっと前に出来上がった制度についてお話しを。
企業は一定の人数従業員を雇っていれば、障がいを持った方を雇わなければいけないという制度です。
ちなみに雇わなければ、罰金と企業名の公表という罰の様なものがあります。
ここまでしないと障がい者って受け入れてもらえないの?
と驚いた覚えがあります。
障がいの有無に関わらず苦手な事、得意な事ってあるじゃないですか?
そういう苦手な事って障がいを持っていようが、持ってなかろうがお互いがカバーし合うような関係になれないのか疑問です。
障害者雇用枠は賃金も安いです。
企業も何を配慮したらいいのかわからず、単純な作業を任せるケースを見たりしてきました。
その結果賃金が安くなってるのでしょう。
単なる理解不足。
と悪い所ばかり言ってきましたが、実際この制度のお陰で働けてるという方も見てきました。
人を救ってるのも事実。
ただこれが多様性か?と問われると個人的には納得いかない。
本当に多様性を認めるなら障害者雇用枠じゃなく一般雇用で良いのでは?と思ってます。
そうしたら今度はフルタイムで一般雇用されてる方から文句も出るでしょう。
配慮受けてる人間と受けてない人間が同じ待遇ってどういう事だ?と。
この意見を認める事も多様性ですよね。
現状の障害者雇用に満足してる方からしたら、僕が言ってる事も傍迷惑な意見かもしれません。
ただ僕の意見も多様性として認められなければいけないのでは?
結局多様性と多様性の殴り合い。
こんな世界で正しい多様性が繰り広げられるとは僕には到底思えません。
これからのダイバーシティ化では誰もが納得出来る世界は来ないと思ってます。
そんな事より同じ困難や障がい、特性で悩んでる人達が語り合えるようなコミュニティーを沢山作る方が、より当事者の為になるのでは?と思っています。
同じ境遇の人と共通のしんどさや愚痴を共有出来る事は良いストレス発散になると思います。
センシティブな話しですが、思っている事を書き殴りました。
僕が思っている事が絶対に正しいなんて思っていませんが、同じ様な疑問を持っている人が居れば…。
なんか嬉しいです。
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