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「このまま理学療法士になる不安」その正体

初めまして。現在、大学の理学療法学専攻に所属している小林篤生と申します。
今後、私自身が悩み、経験し学んでいることなどを中心に発信して行けたらと思っています。

初回は理学療法士になることへの漠然とした不安とその正体について分析してみたいと思います。

なぜ不安なのかその正体

結論は、

①自分自身の理学療法士への適性に対する不安(適性)

②病院で働く=他の職業よりも窮屈そうというイメージ (環境)

③金銭的に足りるのかという不安(金銭面)

個人的に思い浮かぶのはこれらの要因です。

どうやって解消して行くか

①適性

適性に関しては、患者さんの安全管理やコミュニケーション、理学療法士としての日々の自己研鑽といった能力面だけでなく、毎日やりがいを持って取り組むことができるのか、ただの業務になってしまわないか、といった人としての適性も不安の要因だと考えます。

能力面

能力面に関しては経験が必要なことと割り切ってしまい、自分から見てその能力に長けている人に、どうしたらできるようになるか聞いて実行することがベストだと思います。

人格面

人格面に関しては自己分析がオススメです。

具体的な方法は別の記事にしますが、誰しも人のために何かをしてあげたいと思ったことはあるはずです。その時点で理学療法士には誰しもがなれると言えるのではないでしょうか。

とは言ってもなかなかそうは思えないという人もいると思います。なので、そういった人こそ一度自分をゆっくり振り返って見てはいかがでしょうか。オススメの書籍は「メモの魔力」です。

②環境

環境は「業種・職種」という「大きな環境」と「職場」といった「小さな環境」に分けて考えることができますが。ポイントは「主観ではなく客観で比較する」です。

大きな環境

これに関して、私は書籍「科学的な適職」を参考にマトリックス分析を行い理学療法士を含む約60種の職種を分析、ポイント化してみました。

分析は個人の価値観によって異なるところがあるので、企業就職も考えているという方は深く考えずに様々な業種を吟味してみてはいかがでしょうか。

ちなみに私は理学療法士がダントツでした。

小さな環境

こちらも大きな環境と同じように客観的な分析を行う予定です。項目としてあげるのであれば、ワークライフバランスや仕事の裁量権、タスクやビジョン・評価の明確さ、仲間(自分に似た人がどのくらいいそうか)、給料などです。

③金銭面

これは大きな課題の一つだと思っています。

理学療法士の平均年収は男性が417万円、女性が398.9万円(平成30年度:厚生労働省)であるのに対し、日本人の平均年収は男性545万円、女性が293万円(平成30年度:国税庁)です。

年収が400万円で手取りが月26万の場合、一人暮らしであれば最低生活費だけで月14万、娯楽やその他の出費も考え最大20万あたりが予想されるため余裕のある生活ができます。しかし夫婦二人暮らし+子供1人ではどうでしょうか、最低生活費は約20~23万、ギリギリですね。共働きでない限り、生きて行くので精一杯です。

子供が増えたら、進学したら、そう考えると「本当に理学療法士で大丈夫だろうか?」そんな不安が芽生えて来ます。

この問題に対して私はこう考えています。「働き方の見直しとお金に対する知識の獲得が重要」

キーワードは、副業・支出管理・投資この3つです。

まとめ

ここまでをまとめると、理学療法士になるかどうか迷っている方は

①適性を自己分析で見極める

②他の職業との環境をポイント化して比較してみる

③給料のみに頼らない、働き方の見直しを行い、お金の知識を身につける

初回なのでイマイチ具体性にかける内容になってしまいました。今後は上記の3点を少しづつ深掘って行きたいと考えています。

一緒に自分の将来について真剣に考えていきましょう!

最後まで読んでいただき本当にありがとうございます。 小林




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