一瞬の為になるのは成功談、ずっと為になるのが失敗談
安齋です!
さてさて、9/29は仙台で体幹セミナーをしてきました。
受講生の皆さん、本当に熱心に受講してくださりたくさんの質問をしてくれて僕自身も楽しい時間でした!
セミナーをやるたびに思うのは、
・講師側の方が返って勉強になる
・質問から新しい気付きがある
・伝え方を考えるようになる
・キューイングが上手くなる
など、楽しいことばかりです。
そんな、楽しい時間でしたが、
僕は一つ意識している事があります。
それは、
こうやると成功しますが、その中でも失敗談はあります。
という話をします。
なぜ、失敗談を話すのか。
それについて書いていきます!
成功談だけでは終わらせない理由
人が他人に物事を説明するときにはそのほとんどが自分の成功談を基に話します。
それは当たり前の流れで、成功談の方が美化しやすいので話しやすいしそれを聞いた人は、【自分もそうなれるんだ】という具体的なプラスイメージができます。
だから、成功談を話します。
だけど、その説明した人は絶対にどこかでその部分で失敗もしているはず。
それは、どのセミナー講師もそうです。
でも、その失敗についての話はおそらくどこに行っても話すことはないと思います。
なぜなら、自分の失敗談は自分の糧にはなっても他人に伝えるメリットは何もないから。
恥ずかしい、アイデンティティの形成を邪魔する要因だから。
でも、それを聞いた人は必ずどこかで同じ失敗をする可能性が非常にあります。
説明している人は失敗もたくさんしてきたけど、その中も成功した事例がいつくもあるから自信を持って話すことができるのです。
だったら、アイデンティティの形成も大事だけれど、一歩だけ進んで、説明を聞いている方のためにも自分のした失敗談を話すことが大切。
そうすると、その説明は成功例と失敗例を同時に聞けるので自分はどこの部分に注意したらいいのかわかるし理解ができるから。
しっかりと失敗談も自分の記憶に残しておくことが大切。
失敗したことって、しばらく心の何処かに引っ掛かるしもやもやするしつっかえがなかなか取れない。
承認欲求の大敵で、認められたいのに失敗したから認められない、だからもやもやします。
でも、他人の失敗なんて、記憶に残りませんよね?
同じ職場の、同じ学校の人の失敗を事細かく覚えていますか?
きっと、覚えていないと思います。
覚えていたら、多分あなたはその人のことが気になるのですね。
そう、他人のことなんていつまでも覚えていられないので記憶を別な記憶で上書きします。
ということは、あなたの失敗は早々長く誰かの記憶になど残っていないのです。
これを逆手に取りましょう。
覚えていないということは、あなたの成功談を聞いた人はきっと同じことが自分にもできるからとこれから奮闘します。
でも、その過程には必ず挫折や苦悩、失敗が存在しているということを伝えましょう。
あえて、失敗談をきちんと順を追って話すことで傍聴者はあなたへの信頼をさらに高めます。
人は単純なもので、下から目線で物事を伝えると、親しみやすいと感じるのであなたへの信頼を持ちます。
信頼を持った人は、あなたのファンになりますので何か詰まったらあなたへ相談しようと考えます。
そうなったら、あなたは人に伝えることに対して上手になったということになります。
道のりは険しいでしょうが、人は他人に認められたい生き物。
そして頼られたい生き物。
これを書いている筆者もそうです。
まずは、自分の失敗談を話す機会をどこかで作りましょう。
どこでもいいです、レッツトライです!
恥ずかしいの先に、あなたの成長が待っています!
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