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柔軟性トレーニングは「何歳から」やるべきなの?
今回のテーマは引き続きストレッチになりますが、今回は少し枠を大きくして子供や思春期の柔軟性がテーマになります。昔からバレエや体操をやっている方は体が柔らかいことが多い印象があると思いますが、小さいころに柔軟性のトレーニングをすべきベストなタイミングはあるのでしょうか?成長と共にどう変わっていくのでしょうか?
今回はそんな疑問から柔軟性を養うために「ストレッチを始めるべきタイミング」について解説していきます!
スポーツパフォーマンスに関して柔軟性は欠かせない要素の一つです。アスリートであれ、部活動のレベルであれ、それは変わりません。人間の体は歳を重ねるごとに硬くなると考えられています。そのため、柔軟性のトレーニングは4-5歳の時点から始めることが推奨されていることも少なくありません。特に体操競技、野球などの投げる動作を伴うスポーツ、そして水泳などではパフォーマンスの向上のみに限らず、怪我の予防という観点からも柔軟性、及び可動域が重視されています。
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しかし、重視されているにも関わらず、子供の頃におけるストレッチや柔軟性に関する研究は少ないです。
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