見出し画像

膝OAの腸脛靭帯の「かたさ」をほぐす?すぐ使える2つの運動療法!

おかげさまで吉田の臨床LINE@が3000人を突破しました。せっかくなので無料で足関節のオンラインセミナーやります↓LINE@に登録しておまちください。


さて今週は膝の週間ですが。

臨床でよくあるあるの。

「腸脛靭帯がかたい問題」

問題を取り上げていきます。



「膝痛い人→腸脛靭帯硬い→グリグリほぐす」これ実際よくやってました。


でも今ほとんどやりません。(腸脛靭帯炎に関しては疼痛がちょっと別なのでソフトなモビライゼーションやりますが)
 


今回は膝OAの方の腸脛靭帯の硬さについての解決方法をお話ししていきます。
 

腸脛靭帯の解剖学

そもそも腸脛靭帯とは、大腿外側を覆う筋膜が肥厚したものです。この筋膜を大腿筋膜(fascia lata)といいます。またこの靭帯は浅層と深層に分かれています。

浅層:大臀筋の表層の腱膜
深層:大臀筋、中臀筋、大腿筋膜張筋

から構成されます。この腸脛靭帯は1-2mmの幅で、この厚み自体で硬さを評価するのは難しい&の年齢、体重、身長、利き足、トレーニングまたはスポーツ活動の量との間に有意な関連性もありません。


画像6

腸脛靭帯は

前方→大腿筋膜張筋、
後方→大臀筋、さら外側広筋が腸脛靭帯の大部分を覆います。


つまり

・大腿筋膜張筋
・大臀筋
・中臀筋
・外側広筋(これは膝に近い部分のみが付着。)
・骨で言えば骨盤、大腿骨、膝のアライメント
・大腿筋膜、臀筋筋膜

に関連する因子が腸脛靭帯に何かしらの影響を与えるということです。この辺りは諸説様々な意見が飛び交っています。

ここから先は

1,527字 / 5画像
・365日理学療法に関する情報をお届け! ・過去コンテンツ!1000コンテンツ以上読み放題! ・コラム・動画・ライブ配信であなたの「知りたい」をお届け!

365毎日お届けするマガジン!現在1000コンテンツ読み放題、毎日日替わりの現役理学療法士による最新情報をお届け!コラム・動画・ライブ配信…

理学療法士最大級のオンラインサロンFree PT salonを運営!知識・技術を学ぶのはもちろん、発信力をつけて、みんなとコラボしてプロダクトを作る!やりたいことを実現する場所!→http://reha-basic.net/free-pt-salon/