学生・新人のための症例報告書(レジュメ)の書き方-その4-

こんにちは。

学生・新人のための症例報告書(以下、レジュメ)の書き方について、私が日常の学生指導の中で伝えていることをまとめています。

前回の記事では、理学療法評価の構成についてまとめましたので、この記事では理学療法評価の実際例についてまとめてみたいと思います。

今回は筋緊張についてまとめていきます。

筋緊張の評価として代表的なものはModified Ashworth Scale(MAS)があります。中枢神経系疾患に起こりうる痙性麻痺を簡便に評価する指標となります。
6段階評価(0、1、1+、2、3、4)で表し、数字が大きくなるにつれて筋緊張が高いことを意味します。ここで注意しなければいけないことは、「筋緊張低下」を評価できない点です。

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