時間という魔法の杖
時間という魔法
時間って不思議です。みんなに平等に与えられているのに、使い方次第でいかようにもなります。時間術については多くの書籍が出版されているのでそちらにお任せするとして、私なりに時間について考えてみました。
きっかけは育休からの復職
最初に時間について考え始めたのは、育休明けでした。とにかく時間がない…。時間があったら何がしたいって「寝たい」とにかく寝たい。寝るのが趣味って言ってもいいくらい寝るのが大好き。朝も苦手。なのに子どもは夜泣きするわ、休日も朝早く起こされ、ゆっくり寝れない。いかに寝る時間を確保するか。寝たい一心で時短料理、家事のやり方を探してきては実践→改善を繰り返していました。
時間が欲しい
子どもに体力的に手のかかる時期は過ぎたけれども、今度は仕事に振り回される日々。時間が欲しい。休みたい。ホントただそれだけでした。
つらい、つらい、つらい と嘆いていたらある人に聞かれました。
「時間があったら何したいの?」
「いつどのくらいの時間がほしいの?」
「もしその時間があったらどうなれそうなの?」
そんなこと考えたことなく、はっとしました。
上記を考えだすと不思議とじゃぁどうすれば?という方向に意識が向くことに気づきました。要はどうなりたいから時間が欲しい。というWhy?What?がなければHow?だけわかってても時間なんて作れないのです。
自分の時間の杖を握る
時間は止まらないので、あえて意識しないと無意識に過ぎていき、あぁもう1日、1週間終わってしまったとなりがちです。しっかりと時間という魔法の杖を握って振り回されることがないように今の時間をどう過ごしたいか。意識したいですね。今はぼーっとする時間。でもいいんです。意識的に今はそういう時間にしようっと思えば何の罪悪感もありません。
もし時間がない、時間がほしい。と感じたならば、なぜ(Why?)、なにを(What?)を考えてみてからどうやって(How?)を考えてみるとよいかもしれません。ここで注意したいのは、Whyを資格取得とか昇進とかにしないことです。なぜ資格がほしいのか、資格を取ってどうなりたいのか?など、ぜひWhyは5回くらい繰り返してもうこれ以上出てこない!くらいまで突き詰められたらブレないWhyができるに違いありません。
日々改善
とはいえ、自称時間マニアなので、日々こうやったらいいかも→やってみる→振り返り→改善の繰り返しです。時間に関してだけは超高速PDCAです 笑 その中で私の時間の使い方でお気に入りを3点ご紹介します。
移動の電車
移動の電車は時間が決まってて超集中できるので、座れれば仕事時間。多少遠回りでもなるべく座れるルートを選びます。
洗濯物を干す時間
「聴く日経」が終わるまでに干し終わることが目標。どうやったら早く干せるか日々燃えます。
塾の送り迎えの車
うちの中高生は塾の時間がずれていて、最大片道15分×2往復するので侮れません。子どもが送り届けた帰り、迎えの行きはオーディオブックタイムです。
たくさんの時間術を試してきましたが、自分のモチベーションポイント(やる気スイッチってやつです)と今の自分の状況(疲れているのか元気なのかetc.)に合わせて活用することが大事そうというのが見えてきました。
ぜひみなさんも日々心地よくすごすために、自分の状態に向き合って最大のパフォーマンスが出せるように時間というの魔法の杖を活用していただいたらと思います。