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夢は「思い込み」と「信じる力」で叶う(前編)

子供の頃に叶えたかった夢🎵
30代後半になって再挑戦したことがあります。
その経験が、思い込みと信じる力の大切さを教えてくれました。
自分にとって衝撃的で思い出に残るエピソードですが、
書いてみようと思います。
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前回の投稿から随分と日が経過してしまいました💧
少しずつ書いておりましたが、なかなか書き進められず、
記事は前編・後編に分けて投稿することにしました。
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・子供の頃の夢

僭越ながら、
🎹ショパンの「革命のエチュード」を弾けるようになることが夢でした。

私が小学生の頃、小泉今日子主演の「少女に何が起こったか」という
ドラマが放送されていました。
過酷な運命に翻弄されながらも、ピアニストを目指す少女の物語です。
その少女が練習曲として弾いていた曲の一つが、
ショパンの「革命のエチュード」でした

一瞬で心を奪われ、言葉をのみました。
小学生ながらに、持っていたコップがあれば、
ドラマのように落としていたであろう衝撃でした。

私もこの曲が弾けるようになりたい。
純粋にそう思いました。
でも、こんな曲、弾けるようになるのかな、無理か、でも頑張れば・・・
考えを巡らせました。

小学校の教室にはクラスに1台、電子ピアノが置いてあったので、
休み時間になると、友達の弾く曲を耳コピして弾いていました。
(当時の通信簿に先生からのコメントでお褒めの言葉が書いてあり、
ちゃんと見てくれていたことに驚きと嬉しさを感じました)

一度だけ、友達が通うピアノ教室にも付き添ったことがあり、
ピアノへの期待が高まりました。

私は、「両親にピアノが習いたい」とお願いしました。
でも、返事はNoでした。
それならどうして、友達のピアノ教室に付き合う機会を作ったのか、
理由がわかりませんでしたが、戦意喪失で聞くことはしませんでした。

・夢実現への第一歩

ピアノを習うことができないまま時は経ち、
4月から高校生となる春が訪れていました。

私は中学3年生の終わりに、
粛々と計画を立て行動していました。

高校生になったらバイトができる。
そのお金でピアノを習う事に決めたのです。
姉に相談したところ、
姉のバイト先の飲食店で私も働かせてもらえることになりました。
これでピアノが弾ける!!
凄く嬉しかったことを覚えています😊

ピアノ教室は、同級生の通っている教室を紹介してもらいました。
ピアノは先生の知り合いの方から10万円で譲り受けることになりました。
これで準備は整いました。

何気ない日常の一コマ、
何の前触れもなく両親に言いました。
「私、ピアノ習うことにしたから」
私の意志は固いと伝わったのか?

二人とも私の方を見たままフリーズしており、
その後も反対されることはありませんでした。

アップライトピアノの10万円は、貯金で払うことができましたが、
結局親が立て替えてくれました。
私は毎月1万円を返済する形となりましたが、
そのお金は私の名義で貯金してくれていました。

肝心のピアノレッスンですが、
ショパンなどほど遠く、言葉にすることすらできませんでした。
ピアノは好きでしたが、よくある教科書(バイエルやトンプソンなど)
の練習曲をただただ練習する状態で、
好きな曲を弾くことはできませんでした。
基本は大事でしょうから、初心者の私には必要な練習だったのでしょうが。

2年半ほど続け、ピアノの発表会も経験しました。
先生が提示した3曲の中から1曲を選択したのですが、
その曲は自分が好きなアップテンポな曲でCMでも流れており、
唯一、ワクワクして練習した曲でした。

そして、私のピアノへの夢は、ここで一旦幕引きとなりました。

次回につづく

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