ズルいなぁって感じたこと

ちょっとセンシティブな話題になりますがコロナが流行ってた時に”ズルいなぁ”って感じたことの一つ。

何回目かの予防接種について僕がなかなか時間が取れずに受けられなかった時、実家に寄ろうとすると「まだ打ってないでしょ？」と断られたことがあって、モヤっとしたことがあった。

っというのも

僕の他の兄弟で摂取してないのに実家に寄っているのを知っていたから。自分の両親は高齢だから感染リスクもあるし、打ってもらってからならOKという理屈はわかるけど、それなのに何故他の兄弟には甘いんだろうってちょっとモヤった。

そして自分の両親が流行り病に感染した

真っ先に他の兄弟のせいなんじゃ？
という、邪な気持ちを感じる中で両親からの
『協力してほしい』というお願いを聞いてモヤモヤの感情が更に大きくなった

いや、協力はするけどさ…都合よすぎない？

口には出さないけど、LINEの返事なんかもそっけない感じになってしまう。すると何かを察したのか両親のほうから『苦労かけて申し訳ない』と送られてきた。

「いいけど、やっぱりあの時断られたのはモヤっとしたし、こういう時だけ都合よく呼ぶのはちょっと違うと思う」
手が止まらなかった。
そのままLINEを送信すると
『ごめんね』
という4文字で
”送らなければよかった”
という後悔の気持ちが湧いてくる

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それから両親が快復してから改めて話す機会があって
あの時に送ってしまったことに対する謝罪と何故送ったのかを丁寧に説明した

後に聞いたのは妹が当時妊娠したばかりなので、リスクを考えて摂取を控えていた話

”理由”って言わないとわからないのに。
両親としては、妹本人の口から僕に伝えたい意思を尊重して言わなかったみたい

それでまたモヤモヤとする自分。
兄弟間のこうしたモヤモヤっていくつになってもあるものだけど、大人になると余計に大きく感じる。両親が亡くなってから、こうした過去の事が思い出されて『あの時さ』みたいな感じで一気に仲たがいになることもよく話としては聞く。

兄弟仲良くしてほしい

という両親の願いを裏切らないためにも改めて話すことの大切さが身に染みた話。