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ほんの少しの贅沢

ここ最近、ご飯がわりと適当になっていたことが気がかりだった

いや、一応作るんです。
ちゃんと。

でも、前見たいに
・おかず
・ご飯
・味噌汁
・副菜

みたいな感じでバランスよくではなく
・おかず
・ご飯

とか、下手したら
・ご飯(納豆+卵)

みたいにもっとシンプルになるときや
・うどん(なにかぶっかける)

とか
・素麺(シンプルがベスト)

みたいにバランスが崩れがち。
それにいざ食べようと思っても娘がタイミングよく
泣き出したりするので、温かい状態で食べられないときも増えた

妻と一緒に食卓に座って食べていた日が懐かしく感じるほどに。

とある日、僕はいつもは豆腐のみとか
乾燥ワカメのみの具の味噌汁に冷凍しておいた
細かく刻んだエノキを入れて食卓に出すと

「いつもと違って具沢山でうれしい」って妻から一言。

僕としてはもう1品作りたかったけど
娘の世話もあったし時間もなかったので
これが精一杯。

それでもその一言がうれしい。

その翌日にいつもはそのまま出す
副菜の豆腐の上に鰹節をふりかけて
食卓に出すと

「鰹節!うれしい♪」
なんて子供のようにはしゃぐ妻。

「ただ振りかけただけだよ(笑)」
そう伝える僕に

「いつもとちょっと違うのは”贅沢”なことだよ。私は嬉しい」
笑顔で妻は答えた

贅沢って、高級食材とか
手間ヒマかけた料理ではなく
こうしたいつもとはほんの少し違うことでも
感じられるんだ
って妻の言葉に気付かされた話

いつもの日常にほんの少しの贅沢を
少し疲れた時は是非やってみてほしい。

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