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丁寧な暮らしの在り方
うちの実家にはたくさんの食器があって
料理の種類とかによって丁寧に使い分けたりしている
一皿盛りなら大きいお皿にドンッと。
箸休め的なものなら小さい小鉢にチョコンと。
パスタ用のお皿。
丼のお皿。
などなど、、、
なんというかそういう”丁寧な暮らし”をしている点に憧れていた
なので、ついつい出先でお皿のコーナーとかを見ると手に取って
『このお皿ならどういう料理がいいかな~』
って想像を膨らましてワクワクする
『これだ!!!』
みたいな直感に従ってお皿を購入して
そのまま帰りのスーパーでその料理の材料を買って盛り付ける
ウンウン。いいね!
自画自賛しつつ、妻も「これいいね♪」
なんて二人でイキイキと会話する
けど、そうしたお皿って使用頻度が実はめっちゃ低い事に
最近気が付いた
購入しても棚奥にずーーーっと眠いっている食器類を見ていると
「ボクタチの出番いつかなぁ…」
なんて声が聞こえてきそうだ
そこで最近は明らかに使用頻度が少ない食器は
思い切って知り合いに譲ったりするようにしてみた
食器の数は結構最低限になるから
作った料理を盛り付けるお皿もだいたいパターンが決まってきて
”いつものお皿”
な感じに。
僕が料理を作る前に妻が
「おっ!今日はコレ系の料理なんだね♪」
なんてすぐにバレてしまってちょっと苦笑い
「でもこの”いつものこのお皿”を見ると”家に帰ってきた”って感じがしてなんか安心するんだ私」って妻が一言。
いつものお皿ってなんだか味気なく見えるかもしれないけど
いつものお皿って”安心感”もくれるし、大切に使っていると
「家族の食卓を見てきたお皿」みたいに親近感も湧いてくる
これも”丁寧な暮らし”の一つの形なんだと気づいた話。