”不適切保育”の定義って?
昨年は連日のように
”不適切保育”についてのニュースが流れていた
こどもへの
暴言や体罰、心理的な虐待など
いろんな例を見ていると
『そりゃ不適切だよね』
って感じる
そのニュースを一緒に見ていた妻が
「”不適切保育”ってコレみたいに明らかな物じゃなくっても結構多いんだよね」と一言。
僕『例えばどういうものが”不適切”にあたるの?』
妻「じゃあ…こどもが給食を食べたくないって言ったらどうする?」
僕『ん~…給食を”食べさせる”のは大事なことだし…なんとかして一口食べてもらえるように工夫はするかも』
妻「そこがポイントで、”工夫”するならいいんだけど”強制”させちゃダメなの」
話を聞きながらフムフム…と納得
妻「こどもが”したくないこと”とか”いまの気分じゃないこと”を強制させるのはアウトなんだけど、前に居た園でとある保育士さんがしてた
【あー!〇〇君、今遊びの時間なんだから勝手な事すると園長先生に言いつけちゃうよ】
みたいな声かけも本来は”不適切”扱いになるんだよ」
今は自分にこどもはいないけど、将来できたとして…
まったくご飯を食べない状況なら
「ほら、食べなさい!」
って言いそうな自分を想像して
「結構シビアなんだね…」って妻に伝えると
『やっぱり親心的には食べてくれないと心配になるのは当然だし、私も食べさせるように色々と工夫はするかも。でも、強制はなるべくしたくないんだよね』
「難しいねぇ…」と思わず心の声が漏れた
こどもの意思を尊重するけど、”強制”はしない
一人だけじゃなく、たくさんの子供を一度に見る保育士さんからすれば
体力だけじゃなく結構メンタルにくるのも改めて頷けた
本当に大変な仕事だ。
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