くれどき短歌
苟且の愛なぞ要らない、なんて、強がりだよ。
────────
イラストの天使は笑い僕はまた死に損なってきみに電話する
でもきっと逃げきれないとわかってて月の光を手でさえぎった
便箋を折ってハート型のシール、すぐに火を付け愛を葬る
呼吸すら忘れたいほど寒い朝だけきみの名をつぶやいてみた
────────
ビーカーから珈琲の滴が落ちるのだけ、ずっと見てた。
さようなら。
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苟且の愛なぞ要らない、なんて、強がりだよ。
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イラストの天使は笑い僕はまた死に損なってきみに電話する
でもきっと逃げきれないとわかってて月の光を手でさえぎった
便箋を折ってハート型のシール、すぐに火を付け愛を葬る
呼吸すら忘れたいほど寒い朝だけきみの名をつぶやいてみた
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ビーカーから珈琲の滴が落ちるのだけ、ずっと見てた。
さようなら。
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