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親密性平衡モデル (intimacy equilibrium model)

○親密性平衡モデル

 アーガイル(Argyle.M.)とディーン(Dean.J.)が提唱した。
 対人的な親密さは一定の均衡を保つものであり、均衡が損なわれると回復を目指す非言語的コミュニケーションが発動されることを示したモデル。
 2人の相互作用には、関係に応じて快適な親密性のレベルがあり、親密性を構成する行動として、視線の交錯(eye contact)対人距離会話の親密さ微笑の量などが挙げられる。

 親密性を構成する行動の1つが変化すれば、他の1つあるいは多くの行動が均衡した親密性のレベルを維持するために、逆方向に変化する。
例)相手と距離が遠くなるほど、視線が多く用いられる。

 親密性平衡モデルは、現状の親密さを保つ必要のある比較的安定した二者関係で認められている。

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