因子分析(factor analysis)
以下6つの言葉について5件法で評定値をつけたデータを複数人から得る。
①温かい
②優しい
③親切
④まじめ
⑤集中力
⑥諦めない
これらを因子分析をすると、Ⅰ「①温かい②優しい③親切」とⅡ「④まじめ⑤集中力⑥諦めない」の背後に類似性を見出すことができる(Ⅰは協調性、Ⅱは勤勉性など)
○因子分析
測定変数の背後にある因子の存在が本物であるか確かめて、測定変数の分類・整理を目指す。
○因子負荷量
因子が各測定変数に与える影響の強さを表す値。 因子と変数との相関関係に相当する。
○直交回転
因子間の相関がないように因子負荷量を再算出し、因子を解釈しやすい状態(単純構造:1つの変数は1つの因子と結びつきが強く、他の因子とは関係がない)にすること。
例)バリマックス回転、エカマックス回転、クォーティマックス回転
○斜交回転
因子間の相関を認める形で因子負荷量を再算出し、単純構造にすること。
直交回転より単純構造を得やすい。
例) プロマックス回転、ハリスカイザー回転、オブリミン回転、斜交プロクラステス回転
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