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錯誤相関(illusory correlation)

○錯誤相関または幻相関

 相関がほとんどない、または全くない2つの変数間に相関を見いだすこと。
 「○○集団には××な人が多い」

ハミルトン(Hamilton, D.L.)とギフォード(Gifford、R.K.)は、集団と集団成員の特徴が無関連であっても、人は両者の間に幻の相関を見出し、集団の大きさによってこの効果が異なることを示した。

 大集団と小集団に、ある特徴をもった人が同じ割合でいるのにもかかわらず、小集団の方がその特徴をもつ人の割合が過大視された。
 小集団であることとある特徴をもつことで、二重の意味で目立つため、印象や記憶に残りやすく、過大視へとつながる。

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