自己カテゴリー化理論(self-categorization)
○自己カテゴリー化理論
文脈によって活性化しやすい社会的アイデンティティを階層構造によって説明した理論。
ターナー(Turner, J. C.)らによるもの。
就職活動では大学名が強調されるが、大学に戻れば学部や部活などのカテゴリーが強調される。
自己の立場を明確に示す社会的アイデンティティを与えてくれる適度な包含性(inclusiveness)をもった集団が内集団として意識されやすい(外集団と自己との差異をできるだけ際立たせるような集団、内集団成員との類似性を明らかにするような集団)。
○自己ステレオタイプ化(self-stereotyping)
集団内に共有されている規範や価値基準に一致した行動をとること。
その集団に一般的な特徴を多く持っていると確信する。