![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/144640504/rectangle_large_type_2_e1e8e9046f13a2d7a05d1e2309fd7d2a.png?width=1200)
母が亡くなった日のVライン
7月でとても暑かった日の朝
「あかんかも…」
と、弟からめずらしく連絡がありました。
出勤中の車から。
仕事行ってんのかいな。
心臓がこわれそうなくらい息苦しかったけど、高速をすっとばして向かうことに。
家に入ると、やはり動いてない。
母のパートナーに聞くと救急車はもう連れて行ってはくれなかったみたいです。
今日は、部屋でそうなると結構大変だった話を書いてみたいと思います。
家で亡くなると私服の警察が来る
ほんで、来るのおっそいのなんのって。
夏の暑い日に、不安でしかない。
とりあえず、エアコンはガンガンにかけときました。
何をどうしたらいいのか、全くわからなかったです。
やっとのことで警察2人到着。
トロトロ、靴にビニールかぶせて玄関あがりやがって…
じゃなくて(^^;)
玄関を上がられて、まるで事件現場のよう。
当たり前のように何の問題もなく、待たせた割にすぐ帰りました。
それから、医師に死因を調べてもらうまでは動かせません。
また、おっそいのなんのって。
白衣を着た胡散臭いおっちゃん先生到着。
不安でしかない。
下着も全部脱がせてくださいって言われて戸惑う娘。こと私。
20年以上連れ添ったパートナーが、手際よくパンツもずらす。
白衣のおっちゃんとパートナーのおっちゃんの絵、何かイヤ。
付き合いも多く、お酒をよく飲む人だったので、食道静脈瘤破裂でした。
調べられてるところを見てられなくて、目をそらしちゃったけど、先生に体拭いてあげてくださいって言われて、母の体を目にする。
最後に、いっしょにお風呂入ったんいつやろ…….
って、えー!!!!!!
Vラインめっちゃ綺麗( ゚Д゚)
めっちゃ整ってる。ってかほぼ、Vない。
IとかOは、パートナーしか知らんと思うけど(笑)
ちょっとまって、2度見どころじゃない。
すごく自然ではないか…
私、こんなときに何考えてんねん。
母が永久脱毛なんぞ行ってるなんて聞いたことがない。
まぁ、昔から整えることはしていたけど、あんなに理想的な形すばらしい。
さすが私のお母さん。
ノーメイクで母に会うと、何て言うと思いますか?
「あんた… ドすっぴんやんか! 化粧くらいしなさい」
「女やねんから、せめてアイライナーくらいするやろ」
久しぶりに会った娘ですよ。
なんで、そんなことで文句言われなあかんの(笑)
ぶつかる事の方が多かったって書いたことがあるけど、母が口たっしゃすぎるんですよ。
ユニクロのブラトップが流行りだしたころに、夏はこれが楽って言ったら、なんて言われたと思います?
「女捨ててる」
笑いながら娘にそんなことを言っちゃう人なんです。
でも、今考えてみると、女として楽しみなさいってことだったんだなってわかります。
よく私に言っていたのは、恋愛しなさい でした。
今年の夏もブラトップ買いましたけど、母に言われたことを思い出して
可愛い色の下着も一応買ってみる。
すっぴんが見れないような顔でもないのに、お風呂屋さん行った後もアイライナー引いて薄化粧。
生きていたら、還暦くらいかな。
たぶん母は変わらずこのスタンスだったと思います。
Vラインはさすがでしたね。いやーぁ おみそれしました。
サロン通ってたけど、銀座カラー潰れちゃったので、今年は医療脱毛に挑戦したいです♪
母のVラインの話を書くとは思いもしませんでしたね☆
どこ見てんのって上から怒られそうなんでこの辺にしておきます☆
☆読んでくれてありがとうございます☆