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CG。

あけましておめでとうございます。
この年末年始、地上波もBSもともかく既存のテレビ局が作るドラマにしろバラエティにしろ、番組がつまらなくてあまり見る気がしない。カミさんはYouTubeばっかり見ているし、私はNETFLIXなどの配信サービスを見てた。もともとSFや怪獣映画が好きだったので、そんなドラマ、映画などを見ているけど、最近は、実写なのか、CGなのか、分からなくなってきた。でっかいLEDのモニタスクリーンに背景を投影してその前で演技してたり、一から十まで全部作り物のCGだったりして、ちょっとドキドキする。もうずいぶん前だけど、Love, Death & Robotsというシリーズのなかの一篇「彼女の声」というのには、ここまで出来るのかと驚いた。金属光沢、水のうねり、その温度感まで伝わるし、どれも本物以上に見える。10回以上見たかもしれない。動きはダンサーそのものをキヤプチャーしているが、これもそのうち、AIが学習して、、、と妄想する。

AIの画像生成なんかみていると、最初は人はともかく、背景などに???な感じもあったけど、プロンプトというのか、条件付けをうまくやれば相当まともな画像が出てくるようだ。実写ですと言われても気が付かないくらい。写真という分野には今のところまだ影響は少なさそうだけど。昔は車の新型車など、外に出せないから工場内のスタジオ設備で撮影していて、そのアシスタントをやってた人から、この撮影がどれだけ大変か聞いたことがある。これも、CGになって全てかどうかは知らないけど、無くなったと聞いた。うちの仕事関連でもタオルや毛布、カーテンなども、元のデザイン画がデジタルデータになったので、そのデータから商品画像を描き出して使うこともあったけど、やはり、イラレで書きました、と言う出来上がり。毛足の質感だったり、柔らかさの表現なんかはどうしても無理なようで、撮影に戻ってきた。こういったものもそのうち全てCGで賄うようになるのでしょう。

不祥事を起こすかも、なタレントを起用するリスクより、作ったほうが安心、ってのはわかるけど、さて今後一般的になるのかな。
結婚や肖像などの記念写真の類は残るでしょうね。ある程度処理されて吐き出す形にはなっても。顔だけ張り付ける?衣装や背景は選び放題?あ、背景の合成はもうあるか。
カメラマンもそのうち、何をどう撮るか、より、どう処理するか、どう条件を付けるのか、になるのかもしれませんね。まあ、その前に私は廃業してると思うけど。

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